デザイン領域1年生が北名古屋市フードドライブ事業のポスターを制作、ボランティアに参加

 賞味期限の切れていない食品を回収し子ども食堂など食糧支援につなげる北名古屋市の「フードドライブ事業」に、デザイン領域1年生の疋田未有さん、城田菜月さんがポスターを制作しました。今回のフードドライブ事業は、北名古屋市、NPO法人フードバンク愛知、バロー西春店の協力で行われ、寄贈された食品はフードバンク愛知により、支援を必要とする福祉施設や団体に無償で届けられます。バロー西春店にて食品の回収を行うのに先立ち、2022年2月22日 北名古屋市役所にて記者発表が行われました。
 本学学生が北名古屋市のフードドライブ事業にボランティアとして参加するのは今回が2回目。前回、2021年10月にも3人の学生が参加し、ポスターの制作と食品の回収を行いました(紹介記事)。
 ポスターを制作した疋田さんは、「前回もポスターを制作しましたが、どれくらい人が来てくれるのかわからないまま作っていました。実際に参加してみると、思っていた以上に多くの方に食べものを持ち寄っていただき、人の温かさに触れたように思いました。その経験を生かして、今回のポスターを制作しました」と思いを語りました。北名古屋市の市章で使われている緑色と紺色を使い、イメージしやすく目立ちやすさを考慮したといいます。前回のポスターも西春駅をはじめ市内各所に貼られ「恥ずかしかったけど、大きな自信になりました」と話しました。
 北名古屋市 環境課の方からは、「前回、想定していたよりも大きな反響があり、いろいろな新しい気付きがありました。地域で集められた食品が市内の必要としている人の手に渡り、市内で無駄なく循環できたことも良かったです。学生さんがやっているのが良いという意見もいただきました。スーパーマーケットの集客力、学生さんの作品を作る力、自分たちだけではできないことが連携することで可能になり、今後もさらにフードドライブ事業が拡大できればと思います」と話しました。

 食品の回収は、2022年3月12日(土) 10:00~13:00 バロー西春店にて行われます。 当日は3名の学生がボランティアで参加予定。ご協力をお願いします。