デザイン領域1年生が北名古屋市フードドライブ事業にボランティア参加

 2022年3月12日(土)、北名古屋市の「フードドライブ事業」にデザイン領域1年生の疋田未有さん、熊谷未玖さんがボランティア参加、市民が持ち寄った余剰になった食品を受け取りました。フードドライブ事業は、賞味期限の切れていない家庭で余った食品を回収し子ども食堂など食糧支援につなげる事業で、今回は、北名古屋市、NPO法人フードバンク愛知、スーパーマーケット バロー、本学の協力で行われました。今回の事業に向けて疋田さん、城田さんがポスターを制作し、告知にも一役買いました(紹介記事)。回収の当日も、制作したポスターとともに食品廃棄に関するデータのパネルを展示し、食品ロスに関する啓蒙活動が行われました。
 食品の回収は午前中の3時間ほどでしたが、前回の45世帯を上回る数の方々から食品をお持ちいただきました。缶詰やジュース、乾麺、お米など、さまざまな食品が持ち寄られました。なかには、ダンボール箱をいくつも持ってくる方もおられ、人々の温かさを実感しました。
 当日は、この事業について学生に紹介しボランティア参加へつなげたデザイン領域/国際交流センター長 松崎久美 准教授、SDGsの活動にも取り組む 声優アクティングコース まほろば遊 非常勤講師も駆けつけ、お手伝いしました。 松崎准教授は「ボランティア活動に参加することで社会や世の中のことをもっと知って欲しいし、こうした経験を作品制作にもぜひ生かして欲しい、今後もこうしたフードドライブ事業や学校・地域に根差した国際交流の活動を広げていきたい」と抱負を語りました。
 参加した熊谷さんは「高校時代はこうした活動を実際にやったことはなく大学生になり新しい世界が広がったように思います」と話し貴重な経験になったようすです。
 今回集まった食品は、NPO法人フードバンク愛知を通して北名古屋市内の子ども食堂など必要とする方に届けられることになります。フードドライブ事業は、今後も継続して行われる予定です。