竹本学長、名古屋高速道路公社設立50周年記念イベント Expressway to the Future シンポジウムに登壇

 2022年3月13日(日)、名古屋コンベンションホールにて開催された「名古屋高速道路公社設立50周年記念イベント Expressway to the Future~未来へつなぐ、名古屋高速道路~」シンポジウムに本学 竹本義明 学長が登壇、地域経済を専門とする中京大学経済学部 客員教授 内田俊宏氏、名古屋高速50周年記念ソング「Highway」制作のミュージシャン SEAMO氏らと意見交換しました。また、名古屋高速イメージソング「君と行きたい」を声優アクティングコースの学生ユニット Rue*Claire(リュ*クレール)が披露し、イベントに花を添えました。

 このイベントは、名古屋高速道路公社50年史の発刊を記念して行われたもので、50年の歴史を紹介し、内田氏により「名古屋都市圏と名古屋高速道路の未来」と題して記念講演が行われました。
 シンポジウムでは、竹本学長、名古屋高速道路公社 新開輝夫理事長、内田氏、SEAMO氏、エシカル・コーディネーター 原田さとみ氏、ハイウェイタレント 山形みらい氏の6名のパネリストが登壇し意見交換しました。竹本学長から、本学と名古屋高速道路公社との50周年コラボレーション事業の、橋脚ラッピング、イメージソングの制作、50周年記念ロゴの制作を紹介し、すべてに学生の手によるものと説明しました。また、去る2020年9月に行われた橋脚ラッピングアート、イメージソングお披露目式のイベントを紹介し(紹介記事)、「制作に携わった学生や卒業生にとってこれらの経験は大きな自信になっている」と説明しました。また、「今後大学としてはSDGsに取り組み、芸術大学として感性と創造性を生かした教育を行い、名古屋高速道路公社の役割や価値、未来への期待と関連させて大学として共にできることをやっていきたい」と考えを述べ、手始めとしてSDGsの11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」を挙げ、自分たちの身近な問題を解決するよう取り組んでいきたいと説明しました。この発言を受け内田氏からは、「名古屋はものづくりの都市として機能性や品質が重視されがちだが、芸術性を補うような両者のコラボは名古屋の将来にとっても意義のあること」とコメントをいただきました。新開理事長からは、「ハードとソフト、なにか新しいことができるのではと期待があります。1度の記念式典で終わるのではなく、これからも学生さんは学生さんの未来、名古屋高速は名古屋高速の未来を一緒に作っていくことができるのでは」と思いを語っていただきました。
 後半のエンターテインメントステージでは、 Rue*Claire(リュ*クレール)が登場、元気いっぱいにイメージソング「君と行きたい」を披露しました。また、同時に会場ロビーで展示されていた名古屋高速Instagramフォトコンテストの優秀作品の表彰が行われ、審査員長を務めたデザイン領域 ヴィジュアルデザインコース 遠藤一成 准教授が総評を行いました。「いずれの写真も、高速道路と人との係わりと未来を予感させるようなものが写真に表現されており、名古屋高速が地域の人に愛されていることを感じた。今後も多くの人々とこのような取り組みを続けて行って欲しい」と述べました。引き続き、エンターテインメントステージではSEAMOさんのステージが行われ、盛大なイベントとなりました。