2018年2月17日(土)、東キャンパス2号館大アンサンブル室にて、音楽領域 サウンドメディア・コンポジションコース主催のコンサート「KALEIDOSCOPE2018 Ripple」を開催しました。KALEIDOSCOPE(カレイドスコープ)は万華鏡を意味する英単語で、サウンドメディア・コンポジションコースの学生が主体となって企画・運営を行いつつ、毎年、エンターテインメントディレクション&アートマネジメントコースの学生による照明表現、デザイン領域 メディアデザインコースの学生による映像表現とコラボレーションし、まさに万華鏡のようにさまざまな芸術ジャンルを横断、クロスオーバーさせる独創的な作品を発表しています。
本年のテーマは「Ripple」(波紋)。例年、客席とステージが近く、独特の音楽空間を構築することが特徴のKALEIDOSCOPEですが、本年は、弦楽アンサンブルの楽曲を主体とし、アコースティック楽器がもっとも相応しく観客に届くよう「円」をモチーフに会場が設営されました。また、「Ripple」というテーマに合わせ、音楽の受け手に波紋を呼ぶようなインパクトのあるものにしたいとして構成、楽曲が選定されました。
例年、このコンサートを楽しみにしている方も多く幅広い年齢層のお客さま、また、音楽と映像、音響といった新しいアートに関心の高いお客さまなど、多くの観客が訪れました。客席が足りなくなるほどで、急遽、追加の椅子が用意されるほどの人出となりました。
音楽と映像、照明が交錯するKALEIDOSCOPE独特のアート空間に観客はうっとり。2回の休憩をはさむ、長時間のコンサートになりましたが、来場者は熱心に聞き入っていました。
また、同時に別室にてInstallation(インスタレーション)展示作品もあり、こちらも休憩時間には賑わいを見せていました。
リズムゲームSOUND CONNECT!! / 藤井咲希
ユメノ雫 / 石川隆大
次年度もカレイドスコープを開催予定です。みなさまお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。
映像、光、音楽が交錯するKALEIDOSCOPE。独特のアート空間が出現
司会は村松遼さん。名調子に、笑いが起こることも
姉妹校、デンバー大学ラモント音楽院の学生の作品も演奏
「primitive vision」デザイン領域、音楽領域、二人の学生が演奏。映像と音をリアルタイムに操作
唯一のボーカル曲「in Rain」 Vo.平野舞さん
映像を加えた作品「鬱処刑罰」
デスメタルと弦楽の融合「Heaven's Feel」
音楽と合ったアニメにも注目 組曲「廃墟の惑星」
インスタレーション作品、リズムゲーム「SOUND CONNECT!!」
領域を超え、多くの学生が参加。盛況なコンサートとなりました