名古屋芸術大学特別協力 音楽の祭典「こまぶんフェスタ」に参加しました

8月25日(日)に、小牧市市民会館、小牧市公民館で開催された音楽の祭典「こまぶんフェスタ」に、名古屋芸術大学ウインドシンフォニー、ダンス&ボーカルグループIVYをはじめ、多くの学生が出演者、スタッフとして参加しました。
こまぶんフェスタは、愛知県小牧市のこまき市民文化財団が名古屋芸術大学の協力を得て開催する音楽の祭典。ホールやライブハウスでの演奏、ワークショップやカフェ、託児サービスなど盛りだくさんのイベントが行われました。
10:30の開園と同時に、入り口すぐの展示場にて、「こまぶん工房〜かんたん楽器づくり〜」が行われました。これは人間発達学部の学生が中心となり、牛乳パックを使ったギロ、食品トレーと輪ゴムで作るハープ、紙皿を張り合わせて作るでんでん太鼓の3種類をつくるワークショップで、多くの子供たちが参加してくれました。簡単な工作で作ることのできる楽器のワークショップは人気で、1日中途切れることなく子供たちが訪れました。熱心に絵を描いたり、工作を楽しんでる姿が見られました。
ワークショップの隣では、アートマネジメントコース、リベラルアーツコースの学生がコラボでCase de Musica colab with Cafe Liberaとしてカフェを出店。本格的なドリップコーヒーやジュース、シフォンケーキなどを提供しました。こちらも人気で、訪れたお客さん幅広い世代から注文を受けていました。
ライブハウスでは、兼松広子 with Voice of Visionに、本学 NUAゴスペルサークルが加わる形で、ゴスペルのステージが始まりました。歌いあげられる声量に圧倒されるようなステージとなりました。朝一番のステージにもかかわらず、大いに盛り上がり、立ち上がって体動かしリズムを取るお客さんもいらっしゃいました。
ライブハウスのステージでは、ダンス&ボーカルグループ IVYも大いに盛り上げました。リズムを重視したダンスナンバーに加え、ピンクレディやキャンディーズなど懐かしの楽曲も取り入れ、幅広い年齢層にアピールできる、楽しめるステージになっていました。だれもが知る歌謡曲を一緒に口ずさんだり、切れのいいダンスや明るくポジティブなオリジナル曲「スーパースターはここにいる」など、歌とダンスで訪れた人を魅了しました。最後は、簡単な振り付けを交えて小さな子供も楽しめる、おどるポンポコリンを披露し、会場全体を盛り上げました。
ライブハウスの音響は、エンターテイメントディレクション&アートマネジメントコースが担当し、日ごろの成果を本番のステージで見せることになりました。こうしたライブの間にも、ホールの設備を紹介するバックステージツアーやウクレレを制作するウクレレ工房などさまざまなワークショップが行われ、そのスタッフとして学生がかかわりました。
17:00からは、大ホールでこの日最後のイベント、スペシャルコンサートが開催され、ウインドシンフォニーが演奏しました。指揮は遠藤宏幸教授、クラリネットに竹内雅一教授が加わり、前半は、星条旗よ永遠なれ、カルメン組曲、もののけ姫のメドレーを演奏。
後半は、小牧在住のサックスプレーヤー堀江裕介氏が加わり、真島俊夫作曲のシーガル、イタリア映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネの楽曲をメドレーで演奏。会場は、サックスの音色にうっとりと聞きほれました。さらに、2人目のゲストとして、ドラムの阿野次男氏が登場、ビル・エヴァンスのワルツフォーデビー、ベニー・グッドマンで有名なシングシングシング、映画ロシュフォールの恋人たちからキャラバンの到着を演奏。なじみのあるポピュラーソングに会場は大いに盛り上がりました。再びサックスの堀江氏が加わり、最後はTHE SQUAREの人気曲、宝島を演奏。会場の拍手はいつまでも鳴りやみませんでした。
来場のお客さまも、演奏、スタッフとして参加した学生たちにとっても、充実した夏の1日となりました。

こまぶん工房〜かんたん〜楽器づくり〜

アートマネジメントコースとリベラルアーツコースのコラボカフェ「Case de Musica colab with Cafe Libera」

兼松広子 with Voice of Visionと本学 NUAゴスペルサークルによるステージ

ダンス&ボーカルグループ IVYのステージ

ライブハウスの音響は、エンターテイメントディレクション&アートマネジメントコースが担当

名古屋芸術大学ウインドシンフォニー(指揮は遠藤宏幸教授、クラリネット竹内雅一教授)

サックスプレーヤー堀江裕介氏

ドラムの阿野次男氏