テキスタイルデザインコース JR名古屋タカシマヤ「ニッポンの布しごと」に出展

 テキスタイルデザインコースは、2022年4月14日(木)~18日(月)、JR名古屋タカシマヤにて行われた「ニッポンの布しごと」に出展、例年制作している手ぬぐいと、これまでに制作した尾州産地の織物を販売しました。
 「ニッポンの布しごと」は、日本各地の織物、染め物の産地が出店、伝統技術あり、現代的なセンスで制作された商品ありのまさに現代の日本各地の布と製品があつまるイベント。今回、実際に製品を作っているプロの方々の店舗に並べて、学生が出展する貴重な機会となりました。JRタカシマヤのWEBサイトでも、他の店舗と同じように学生の店舗と作品が紹介されました。
JRタカシマヤWEBサイト「ニッポンの布しごと」

 会場の10階催事場は、取材日は平日でしたが多くのお客さまが訪れていました。印象としては、手芸が趣味で「ニッポンの布しごと」の催しを楽しみにしていたような、いわば目の肥えたお客さまが多く、本学の店舗をご覧になる方も製品となった手ぬぐいはもとより、尾州産地とのコラボレーションで制作された計り売りの生地や端切れへの関心が高い様子です。それぞれの好みに合った生地を探し、何度も手に取って確認したり、学生に話を聞いたりしていました。
 学生は4年生が持ち回りで接客、こちらも貴重な経験となりました。学生らからは「端切れが人気、在庫が足りなくなるほどでうれしい」、「迷っている方にもこんなふうにしたらいかがですかと用途を紹介すると買われていきます」といった声が聞かれ、お客さまの生の声を聞き、大いに意欲をかき立てられている様子でした。また、デパートの担当の方にも生地が人気で、学生が作って来たユニークな生地の価値があらためて評価されたように感じました。
 5日間と短いイベントでしたが、非常に有意義な経験となりました。