スペースデザインコース「ほんとこどもの家具」展を開催

 東キャンパス Art & Design Center Eastにて、2023年7月21日(金)から26日(水)まで、「ほんとこどもの家具」展が行われました。この展覧会は、デザイン領域スペースデザインコース3年生によって制作された、子どもたちが本を読むための家具を展示するもので、毎年、実際に子どもたちが遊ぶことができるように公開され、ワークショップを訪れた親子が立ち寄ったり、クリエ幼稚園から遊びに来たり、多くの親子連れが訪れる人気の展示となっています。

 学生たちは、図書館や公園で子どもたちの行動を観察し、その結果をもとにデザインを練り上げました。家具は、木材とスチールパイプにロープや布などを組み合わせて作られていて、学生たちは不慣れな木工やパイプの溶接にもチャレンジ、子どもたちが安全に遊べるようにしっかりとした作りとなっています。今年目立ったのは、チャンキーヤーンと呼ばれる肌触りの良い極太の毛糸を使った作品(chunkyは、分厚い、ずんぐりとした、の意)。ざっくりとした編み込みで手提げを作ったり、子どもが中に入ることのできる大きな作品を作ったり、いくつかの作品で活用されています。

 また、展示にも工夫が凝らされています。作品の共通項に基づいて「ぬののしま」、「あみのしま」、「おとのしま」、「しょくぶつのしま」、「ゆかいなしま」の5つのエリアに分けられ、それぞれが違った遊びを提供しています。それぞれのエリアは色分けされ、また、使い方をイラスト化した説明も提示され、安全に遊べるようになっていて、楽しげな展示となりました。
 学生たちは、展示の見どころや制作に込めた思いを説明しており、子どもたちの反応に期待を寄せています。例年であれば、名古屋芸大グループの認定こども園 森のくまっこから子どもたちを招くのですが、今年は猛暑のため見送りとなり、子どもたちに遊んでもらう機会が減り少し残念です。

 今後は、学外での展示やワークショップが計画されており、子どもたちが家具を使って楽しむ機会を提供する予定です。清洲図書館では2023年8月5日(土)と6日(日)に、展示と絵本を楽しむワークショップが行われる予定となっており、また秋には森のくまっこへ作品を運び展示することも考えられています。展示会を楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

あみしま

おとのしま

しょくぶつのしま

ゆかいなしま

ぬののしま