2024年2月22日(木)、西キャンパスB棟大講義室にて、第51回名古屋芸術大学卒業制作展優秀賞、企業賞、第27回ブライトン大学賞の発表と授与式を行いました。
受賞者の皆様、ノミネートを受けた皆様、本日はおめでとうございます。
コロナ禍という、決して良くない状況の中で大学生活を送られた、その中で研鑽されてこれだけのものを作ることができたことは、皆様の今後の人生を考える際、貴重な経験になったのではないかと思います。ご父兄、学内外の関係者、また私たち教職員も、それぞれの立場から工夫を凝らし、コロナ禍の中でも、十分な学びが維持できるように支援できたことが本日の成果につながったのではないかと思います。
現在、この新型コロナウイルス問題だけではなく、多様な価値観の拡がりと、それにともなう社会の分断が世界中に拡大しています。今年度の卒業生は、ちょうど激動の時代に入ったところで大学生になったともいえます。作品にもそれぞれが持つ多様な価値観が背景にあり、審査をする教員も非常に苦労しました。このような状況の中で、皆さんが各賞に選出されたことの価値を、再度意識して頂きたいと思います。
平成30年より、卒業制作展の会場を愛知県美術館から本学に移して開催するようになり、今年度も大変多くの方々にご来場いただき、作品をご覧頂いております。昨年度は、以前の美術館での開催時よりも多くの入場者にお越し頂きましたが、本年度はそれをさらに上回る見込みです。このような流れを作ることができたことは非常にありがたく、地域社会の皆様にも御礼を申し上げたいと思います。
そして、各賞に協賛して頂いた北名古屋市様をはじめ、各企業様、後援会、同窓会、大学関係者の皆様に対して、心より御礼を申し上げます。
さらに、ブライトン大学賞の選考にあたり、ブライトン大学の皆様、お忙しいなか審査に当たられたブライトン大学アート&メディア学部長 テイマー・ジェファーズ・マクドナルド先生、アート&メディア学部上級講師 ジェレミー・ラドヴァン先生に感謝の気持ちを述べまして、挨拶とさせて頂きます。
最後に、受賞者の皆さん、本日の受賞を思い切り喜び、味わってください。
副学長 津田佳紀
卒業・修了制作展 最優秀賞 | ||
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アートクリエイター(コミュニケーションアート) | moratorium machina | 橋本 悦司 | 北名古屋市市長賞 |
日本画 | こころの音 | 大竹 しおり | 北名古屋市教育委員会賞 |
スペースデザイン | KAMIKIRI HOUSE | 大石 京汰 | 卒業・修了制作展 優秀賞 |
日本画 | こころの音 | 大竹 しおり |
日本画 | 鄉愁 | 田口 果歩 |
日本画 | 春の便り | 菅原 寧々 |
洋画 | ① | 松田 直子 |
洋画 | さかいめ | 村瀬 ひより |
洋画 | 天国の砂、月の石 | 福田 柊 |
アートクリエイター(版画) | 永遠のJK^_-☆ | 坂田 菜帆 |
アートクリエイター(陶芸・ガラス) | ぬくくてさむい | 高木 愛菜 | イラストレーション | あめこちゃん | 藤田 亜弓 |
イラストレーション | Boyz | 増富 清香 |
ヴィジュアルデザイン | Frame Playing | 野田 晴香 |
ヴィジュアルデザイン | ヒトはいろいろ | 森 星也 |
ヴィジュアルデザイン | ODyell | 鈴木 晴子 |
カーデザイン | capreca | 組谷 凌我 |
メディアデザイン | 学習型体験イベント〜博物館×謎解き〜 | 恒川 静香 |
メディアデザイン | あたりまえを考えたい | 榊原 愛生 |
テキスタイルデザイン | arium | 折戸 彩香 |
テキスタイルデザイン | 剥落 | 小林 来菜 |
ライフスタイルデザイン | 余想 | 川部 羽瑠香 |
インダストリアル&セラミックデザイン | 陶化紙 | 折笠 舞 |
インダストリアル&セラミックデザイン | ケガレからケに ハレプロダクト | 良知 恵里花 |
スペースデザイン | KAMIKIRI HOUSE | 大石 京汰 |
スペースデザイン | 紡ぐ昭和山道〜金華山へ登る柳ヶ瀬商店街〜 | 加藤 遼大 |
スペースデザイン | Blind chair | 黒木 星冶 |
メディアコミュニケーションデザイン | TRANSLATION | 炭谷 倫 |
メディアコミュニケーションデザイン | baked emotion | 野間 陽代里 |
メタル&ジュエリーデザイン | 海をうつす | 井上 彰悟 |
文芸・ライティング | Dead end Utopia | 亀井 萌花 |
リベラルアーツ | 栗きんとんの始まりと歩み | 澤田 朋恵 |
リベラルアーツ | ひきこもり支援における芸術活用について一オンライン上での音楽制作を通じた当事者活動一 | 白井 智也 |
リベラルアーツ | 芸術作品の創作活動によって得られる自己理解と自己受容 ―コラージュ制作ワークショップとインタビュー分析から考える― | 大野 涼加 |
大学院 絵画研究 日本画制作 | 鬼退治合戦図 | 楊 亞舒 |
大学院 3Dデザイン研究 | MYMAI | 余馬 宙帝 | ブライトン大学賞 グランプリ |
ライフスタイルデザイン | 余想 | 川部 羽瑠香 | ブライトン大学賞 優秀賞 |
インダストリアル&セラミックデザイン | 陶化紙 | 折笠 舞 | ブライトン大学賞 奨励賞 |
イラストレーション | IRODORU | 尾上 優衣 |
スペースデザイン | 紡ぐ昭和山道〜金華山へ登る柳ヶ瀬商店街〜 | 加藤 遼大 | ブライトン大学賞 佳作 |
日本画 | おちゃ、お茶 | 伊藤 歩生 |
ヴィジュアルデザイン | そこにいるもの | 松本 日菜子 |
イラストレーション | Union | 中田 爵生 |
カーデザイン | NABIKI CONCEPT | 小野田 亘佑 |
テキスタイルデザイン | 往事渺茫 | 杉山 春花 |
文芸・ライティング | 一嗅惚れ | 松野 美夢 | 名古屋芸術大学後援会賞 |
洋画 | あの皨をここでかんじる | 畑中 未羽 |
メディアコミュニケーションデザイン | 味覚のカタチ | 安達 真菜 |
テキスタイルデザイン | 好きの制限 | 藤川 裕樹 |
同時代表現研究 | マジで助けてくれ | 早川 龍之介 | 名古屋芸術大学美術・デザイン同窓会賞 |
アートクリエイター(コミュニケーションアート) | ニッチな傷の舐め合い | 松岡 七海 |
インダストリアル&セラミックデザイン | 【バトルホビー】インセクトキメラー | 守屋 龍成 | 学生食堂賞 |
アートクリエイターコース(陶芸・ガラス) | 食と器 | 伊吹 央河 |
文芸・ライティングコース | 寿司共々々 | 松岡 智晴 | 画荘ヴィーナス賞 |
洋画 | あの皨をここでかんじる | 畑中 未羽 |
アートクリエイター(陶芸・ガラス) | ほかんする記憶 | 内藤 結菜 |
ヴィジュアルデザイン | 祖母の畑 | 大谷 美結羽 | CBC賞 |
日本画 | こころの音 | 大竹 しおり |
スペースデザイン | 紡ぐ昭和山道〜金華山へ登る柳ヶ瀬商店街〜 | 加藤 遼大 |
東海テレビ賞 | ||
メディアデザイン | Why to living | 佐口 聖奈 |
メディアデザイン | わたしのへや | 橋本 亜瑠麻 | 古川美術館賞 |
インダストリアル&セラミックデザイン | ケガレからケに ハレプロダクト | 良知 恵里花_ |
絵画研究 日本画制作 | 鬼退治合戦図 | 楊 亞舒 | 立風賞 |
日本画 | おちゃ、お茶 | 伊藤 歩生 |
日本画 | 偽と棘 | 棚次 寛 |
インダストリアル&セラミックデザイン | 陶化紙 | 折笠 舞 |
ライフスタイルデザイン | MY うつ病 LIFE | 西條 沙奈美 | 後藤紙店賞 |
日本画 | おちゃ、お茶 | 伊藤 歩生 |
日本画 | こころの音 | 大竹 しおり |
日本画 | 鯨 | 岡山 七海 |
日本画 | 偽と棘 | 棚次 寛 | 加藤画材店賞 |
洋画 | 隠された身体 | 玉田 大和 | 美濃紙芸賞 |
日本画 | 鄉愁 | 田口 果歩 |
メタル&ジュエリーデザイン | 飾り | 池ケ谷 幸奈 |
絵画研究 日本画制作 | 鬼退治合戦図 | 楊 亞舒 | 名古屋みなと蔦屋書店賞 |
アートクリエイター(コミュニケーションアート) | 櫟奇譚 | 川瀬 輝澄 | ギャラリーMOS賞 |
日本画 | 鄉愁 | 田口 果歩 | ギャラリーかんしょ賞 |
日本画 | こころの音 | 大竹 しおり |
日本画 | 春の便り | 菅原 寧々 |
洋画 | 超越した思想 | 高田 陸人 |
洋画 | さかいめ | 村瀬 ひより | MOZOワンダーシティ賞 |
ヴィジュアルデザイン | 祖母の畑 | 大谷 美結羽 |
テキスタイルデザイン | 部屋に飾りたいな〜 | 西口 麻実子 |
同時代表現研究 | 記憶の記録 | 關山 瑞季 |