アートフェア「artists N,G,Y 2024 ~アート、今、未来~」を開催

 2024年11月20日(水)~26日(火)、松坂屋名古屋店南館8階 マツザカヤホール(美術画廊)にて、美術領域の学生、大学院生による展覧会「artists N,G,Y 2024 ~アート、今、未来~」を開催しました。
 「artists N,G,Y 2024 〜アート、今、未来〜」は、「Next Global Youngsters(これからを生きる若者たち)」を基本理念に掲げ、芸大生を始めとする若手アーティストの社会進出によりアート市場の拡大及び名古屋(Na Go Ya)の活性化を志したプロジェクト。松坂屋名古屋店のご協力で、昨年から始まったものです。作品を鑑賞するだけにとどまらず、購入することも可能となっています。
 昨年は日本画コースのみの出展でしたが、今年は、日本画、洋画、現代アート、コミュニケーションアート、工芸、美術総合と、美術領域すべてのコースからの出展となり平面作品だけでなく立体作品も展示されています。

 初日の11月20日には、オープニングイベントとしてギャラリートークが行われました。
 始めに、日本画コース 長谷川喜久主任教授から「このartists N,G,Y は、若い作家、学生が、ここをスタート地点として羽ばたいていけるような、そういう機会になればと思っています。同時に、学生がアートフェアに参加し作品を販売することができる、お客さまのお手元に作品を届けることができる、そういう形で支援をしていただける場にもなっています。今回は美術領域にある6つのコースから、さまざまな作品を展示させていただいております。気に入った作品も見つけていただければと思っております」と挨拶しました。
 ギャラリートークには、大学院日本画1年 伊藤歩生さん(→作品)、田口果歩さん(→作品)、洋画コース4年 大澤綺さん(→作品)、2年 澤田萌菜子さん(→作品)、現代アートコース3年 嶋野文台さん(→作品)、花井和瑚さん(→作品)、大学院工芸2年 池田考作さん(→作品1/→作品2)、周維清さん(→作品)の8名が参加、それぞれの作品について来場者に説明しました。

 訪れたお客さんからは「日本画だと思って観に来ましたが、立体作品もあり、びっくりしました。若々しいしバラエティがあって、作品を観て元気になりました」との声も聞かれました。購入しやすい価格に設定されていることもあり、オープン早々に売れてしまう作品もあり、盛況な展覧会になりました。