2025年11月6日(木)、名古屋芸術大学 東キャンパスにて学術講演会(市民開放講座)が開催されました。
この講演会は、学問領域を超えた知の交流を促進し、芸術と科学の対話を通じて社会に開かれた学びの場を創出することを目的にスタートしたものです。
第1回の講師には、名古屋大学総長で宇宙物理学者の杉山直先生を迎え、「光の宇宙と暗黒の宇宙」と題して講演が行われました。講演では、宇宙の誕生から現在までの壮大なストーリーが、専門的な内容も一般向けにわかりやすく紹介されました。
質疑応答の時間には、来場者から次々と質問が寄せられ、活発なやり取りが見られました。「宇宙の果てはあるのか」「隣の宇宙は存在するのか」といった問いに、杉山先生は最新の観測データや理論に基づき丁寧に解説。参加者は真剣に耳を傾け、想像を超える宇宙の世界に思いを巡らせていました。