令和8年度 名古屋芸術大学 入学式

 2026年4月1日(水)、令和8年度名古屋芸術大学 入学式を西キャンパス 体育館にて挙行されました。
 本年度も会場の混雑等を避けるため、午前の部・午後の部の二部制とし、研究科・学部・領域等を分けて行われました。
 司会は声優アクティングコースの3年生が担当し、午前の部は稲葉瑛己さん、午後の部は鈴木瑛美里さんが進行。式典に先立ち、名古屋芸術大学ウインドオーケストラ(指揮:竹内雅一教授)による「アルセナール(作曲:ヤン・ヴァン・デル・ロースト)」が演奏されました。
 式典は來住学長から入学許可の宣言が行われ、その後、式辞を述べられました。
 入学生代表として、午前の部は大学院 デザイン研究科 藤居航さん・芸術学部 芸術学科 美術領域 平井瑞穂さん、午後の部は大学院 音楽研究科 村瀬芽吹さん・芸術学部 芸術学科 音楽領域 丸川実子さんが宣誓しました。
 最後に歓迎演奏として「春の贈り物(作曲:音楽領域 八木澤教司教授)」「New Sounds in BRASS series ジャパニーズ・グラフィティ40(編曲:三浦秀秋)」の2曲が披露され、式に華を添えました。

入学式式辞

 新入生の皆さん、本日は誠におめでとうございます。
 名古屋芸術大学を代表し、皆さんのご入学を心より歓迎いたします。
 また、本日まで皆さんを支えてこられた御家族ならびに関係者の皆様に対し、心より御祝い申し上げます。
 本学におけるこれからの学生生活では、専門分野の学びにとどまらず、多くの仲間と出会い、自らの枠を超えて他者とつながっていくことが大変重要です。皆さんにとって実り多きものとなることを、心より願っております。
 「利他」という言葉があります。利他とは、自らの力や価値を他者や社会のために役立てることを意味します。対して「利己」は、自分の利益のみを追求するありかたです。
 皆さんにはぜひ、自らの価値を高め、その価値をいかに社会に還元できるかを考え続けていただきたいと思います。そのためには、まず自分自身を見つめ、さまざまな知識や知恵を積極的に吸収し、それらを社会のためにどう活かすかを考えることが大切です。
 どうか、自らの価値を高め、その価値を広く社会のために活かす人となってください。
 皆さんは、数ある高等教育機関の中から名古屋芸術大学を選んでくださいました。私たち教職員にとって、これほど嬉しいことはありません。
 私たちは、皆さん一人ひとりの成長と人間力の向上のために、共に歩み、時には共に走りながら、全力で支えてまいります。

 ところで、およそ2週間前に挙行した卒業式(学位記・修了証書授与式)の日、この会場の前にある桜の木々は、2本だけ開花していました。
 そして今日のこの良き日、開花して皆さんを迎えてくれた桜の木々は6本でした。「花は咲きたいから咲く」のです。皆さんも咲きたい時に思いっきり咲いてください。

 最後に、皆さんに心に留めていただきたい言葉があります。
 それは本学の建学の精神でもある「至誠奉仕」という言葉です。誠を尽くし、社会に貢献するという意味を持つこの言葉を、ぜひ胸に刻み、これからの学生生活、そしてその先の人生においても大切にしていただきたいと思います。
 結びに、新入生の皆さんが本学で所定の課程を終えた後、笑顔で卒業・修了の日を迎えられることを心より祈念し、私からの祝辞といたします。

令和8年4月1日
名古屋芸術大学 学長 來住尚彦