名古屋芸術大学

溶解炉

扉の向こう側にはドロドロに溶けたガラス。1200〜1300℃にも達します。

グローリーホール(通称「ダルマ」)

ガラスは成形途中に冷えて固まってきます。そこで再度ガラスを温め直しますが、そのための設備がグローリーホールです。日本の職人さんには「ダルマ」と呼ばれています。太鼓のような形で左右から同時に使うことができます。

徐冷炉

完成した作品は徐冷炉に入れて、1日かけてゆっくりと冷まします。ゆっくり冷やさないとヒビが入ったり割れてしまったりします。60℃以下になるまで冷まします。

徐冷炉がたくさん用意されているのも本学ガラス工房の大きな特徴。一度にたくさんの作品を作ったり、多くの学生の利用に対応しています。

作業イス

巻いたガラスを成形する作業イス。大きなピンセットのような「洋バシ」や濡らした新聞紙を折りたたんだ「紙リン」を使って形を整えます。

電気炉

こちらは吹きガラスではなく、キルンワークで使う電気炉です。常温の硬いガラスを型に入れて鋳込んだり、曲げ、溶着などを行います。

研磨・断裁設備

ほかにも大小の平盤やベルトサンダー、ホイール、ダイヤモンドソーなど、研磨や切断に使用する設備も整っています。

吹きガラス

吹き竿に巻き取り成形します。ガラスの状態を見ながら、イメージ通りの形に仕上げていきます。

バーナーワーク

教室ではバーナーを使っての成型ができます。

キルンキャスト

粘土やワックスで作った原型から石膏で型を取り、ガラスを鋳込みます。

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