名古屋芸術大学

 2017年度(平成29年度)、本学は大きな学部改編を行います。音楽学部、美術学部、デザイン学部の3学部4学科を統合し、新たに芸術学部芸術学科を設置。1学部1学科、4つの専門領域へと改編します。これまで本誌では、竹本義明学長と改編を担当する津田佳紀副学長、萩原周改革準備室長に改編の意義と目的を(Vol.35)、新設されるリベラルアーツコース、文芸・ライティングコースの内容について、それぞれ茂登山清文教授、萩原雄一教授にお話を伺って来ました(Vol.37)。これらで、枠組みとしての「芸術学部」は見えてきました。しかし、実際に講義が始まり、新しいカリキュラムを受講した学生にどんなことが起こるのか? さらに大学、教員にどんな変化が起こるのか? 実際に改編したことによる効果とはどんなものなのか?疑問は尽きません。始まってもいない学部統合後のことを予想することに無理があるのは承知の上で、BORDERLESSのその先、名古屋芸術大学の未来について考えてみました。

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