教員紹介
鎌倉 博(かまくら ひろし)
所属
- 教育学部 子ども学科 学校教育系
- 教育学部 子ども学科 幼児教育・福祉系
職位/役職
教授
略歴
埼玉大学教育学部卒業(学士)
埼玉県草加市内小学校 教諭(2校10年間)
学校法人和光学園和光小学校 教諭(20年間)
学校法人和光学園和光小学校・幼稚園 校園長(1期3年)
名古屋芸術大学人間発達学部 准教授(7年間)
名古屋芸術大学附属クリエ幼稚園 園長(1期4年)
名古屋芸術大学教育学部 教授(令和4年度~現在に至る)
愛知県立大学 非常勤講師(平成28年度~現在に至る)
名古屋経済大学 非常勤講師(令和4年度~現在に至る)
【社会活動】
愛知県放課後児童支援指導員認定資格研修 講師(平成29年度~現在に至る)
岐阜県放課後児童支援指導員認定資格研修 講師(令和2年度~現在に至る)
愛知県私立幼稚園連盟研修 講師(令和4年度~現在に至る)
愛知県現任保育士研修 講師(令和2年度~現在に至る)
愛知県保育等キャリアアップ研修 講師(令和2年度~現在に至る)
日本福祉大学 履修証明プログラム学校福祉 講師(令和3年度~現在に至る)
岩倉市公立保育園適正配置方針に係る懇話会 副委員長(平成29~30年度)
岩倉市五条川小学校区統合保育園検討委員会 委員長(令和4年度)
北名古屋市いじめ問題専門委員会 副委員長(令和元年度~現在に至る)
北名古屋市不登校対策協議会 委員(令和元年度~現在に至る)
北名古屋市男女共同参画推進事業 実行委員(令和2年度~現在に至る)
北名古屋市緑のカーテン事業 協賛員(平成28年度~現在に至る)
きっずタウン北なごや 実行委員(令和3年度~現在に至る)
社会福祉法人セルプしかつ 評議員(令和2年度~現在に至る)
社会福祉法人ゆたか会あかつき共同作業所まつり 実行委員(平成28年度~現在に至る)
学校法人栄和学園栄和幼稚園実践アドバイザー(令和3年度~)
日本生活教育連盟 常任委員・事務局次長(平成21年度~現在に至る)
日本生活教育連盟 夏季全国研究集会ことばと教育分科会代表世話人(平成28年度~現在に至る)
民主教育研究所 教育課程研究委員会オブザーバー(平成26年度~現在に至る)
あいち県民教育研究所 所員(令和2年度~現在に至る)
教育のつどい 主権者の教育と生活指導・自治活動分科会 共同研究者(平成28年度~現在に至る)
東京教育研究集会 国語教育分科会 共同研究者(平成26年度~現在に至る)
研究活動
【専門分野】
学校教育学
幼児教育学
【研究課題】
①18歳成人を踏まえた学校教育のあり方研究(主に総合学習)
②幼児・児童の言語・認識・表現・関係性を高める国語の授業実践及びカリキュラム研究
③幼児・児童の発想・主体性を生かした保育・教育づくりの実践研究
【所属学会】
日本保育学会
日本教育方法学会
中部教育学会
民主教育研究所
あいち県民教育研究所
日本生活教育連盟
教育科学研究会
児童言語研究会
漢字指導法研究会
教育・授業実践史研究会
日本レクレーション協会
日本シェリングネイチャーゲーム協会
【編著書】
◎単著
『きらめく小学生 自由な教育の中で育つ子どもたち』(2013年 合同出版)
『ワクワク楽しく子どもが育つ 名古屋芸術大学附属クリエ幼稚園の挑戦』(2019年 ウインかもがわ)
◎共編著
『新しい教職教育講座 教科教育編 生活科教育』(2018年 ミネルヴァ書房)
『和光小学校の総合学習1 はっけん・たんけん・やってみる』(2000年 民衆社)
◎共著
『ともにつくる総合学習』(新評論)
『あっこんな教育もあるんだ』(新評論)
『いのち輝く』(生活ジャーナル)
『講座教科教育 生活科教育』(学文社)
『新特別活動』(学文社)
『和光小学校の総合学習2・3』(民衆社)
『子どもと創る生活科』(民衆社)
『子どもと創る教育課程』(民主教育研究所)
『子どもが変わる漢字の指導』(下町人間総合研究所)
『国語の本質がわかる授業3 話すこと・聞くこと』(日本標準)
『教職概論』(大学図書出版) など
【研究業績】
◎最近の主な論文・発表
「今、学力の質を問う―「学力の3つの構成要素」の視点から」
「現代日本の学校が抱える課題と中教審「令和の日本型学校教育」」
「文部科学省が推進する「新しい教師の学びの姿」の考察」
「現代学校教育の課題と改訂「生徒指導提要」」
「新型コロナ感染防止対策に見る学校教育における影響の考察」
「民間教育研究団体が結集して初めて提唱した「総合学習」論の考察」
「新小学校学習指導要領における「総合的な学習の時間」の問題点と民間教育研究における「総合学習」の課題」
「高等学校学習指導要領における「総合的な探究の時間」の考察」
「岩波新書『歴史総合を学ぶ』3巻シリーズの分析」
「18歳選挙権を踏まえた学校教育における政治教育」
「「18歳成人」を踏まえた学校教育のあり方の検討」
「現代家庭事情における生活科「家庭生活」「自分自身」を題材にした学習の取扱いの考察」
「新教育課程における国語科と乗り越える国語科の授業の創造」
「私立学校における国語科カリキュラム構築の過程」
「国語科のカリキュラムをレイアウトする」
「国語科がどう変わるか」
「次期小学校学習指導要領「国語」分析」
「教育実践の課題を探る-「国語」という教科が問われている」
「日本語を楽しみ深め認識・内面・表現を豊かにし関係を深めていく教育」
「子どもの発達と平仮名」
「国語科教科書採用作品の絵本を活用した授業化の試み」
「『ろくべえまってろよ』の教科書教材文の考察」
「「ごんぎつね」の授業化のための教材研究」
「岡山県の綴方教育の普及に努めた時本堅の研究」
「世界の学校とつながって教育のあり方を考える-韓国の教育の現状とミラルトゥレ学校」
「保育活動の質を向上させていくための実践的考察」
「就園児の特別支援に関する環境整備の考察」
「2つの幼稚園で挑んでいる『心感創造の教育』」
「「生活発表」の意義と教育課程における位置づけ」
「ことばで遊び表現する劇づくりの実践」
「幼児にふさわしい文字との関わり」
「実践を記録し幼児理解を深めて保育活動を豊かにする」
「幼小連携の鍵となる開かれた小学校と教育連携」
「子どもの自然な発達を受け止め育てる幼小の接続を求めて」
「日本の幼児教育・保育従事者の現状」
「有権者としての大学生を意識した全学共通選択科目「総合的な学習」の授業の試み」
「教員養成大学で地域生活に根ざした学びを習得していくことの今日的意義と教育実践」
「教員・保育者を目指す現代の学生の動物に関する意識分析の試み」
「人間の五感を研ぎ澄ますための授業における実験的試みの考察」
「「放課後児童クラブ運営指針」のもつ今日的意義と課題」
【講演・講話実績】
◎実績ある講演テーマ
「地域・社会・世界とつながり深める総合学習」
「コロナ禍と子どもの学び~子どもの権利条約、児童憲章を踏まえて~」
「18歳成人にふさわしく育てる学校教育の見直し」
「子どもたちの心を感じて創造する教育・保育を今こそ」
「こんなとき、子どもがかがやく」
「“知”の世界にきらめく子どもたち」
「きらめく子どもを育てる学校・家庭・地域」
「明るく楽しい育つ学校・地域に」
「子どもの思いや願いを教育・福祉に」
「教育に「愛」と「楽しく深い学び」を」
「今、学校で子どもたちと大切にしたいこと」
「子どもは家族の宝、地域の宝」
「子どもの学力と大人の関わり
「子育てに遊び心を」
「教員・保育士として生きる」
◎実績ある講座テーマ
「幼児期から学童期へ」
「幼児期から学童期の体験と表現による学習活動」
「児童期(6歳~12歳)の生活と発達」
「障害のある子どもの理解」
「障がいのある子とともに育つ」
「障害のある子どもの育成支援」
「子どもの発達と学力」
「遊びの文化が子どもを育てる」
「小学生の学習指導」
「教育活動で町を元気にするプロジェクト」
「楽しく深める国語の授業」
「ワクワク楽しく漢字を学ぶ」
「絵本の楽しみ方」
「宿題どうしてますか?」
「いじめや虐待への対応」
「保護者の連携・協力と相談支援」
「保育における環境構成」とは」
「幼児教育の意義」
「幼児の発達に見合った保育内容」
「幼児期のことば育てから文字化への取り組み」
「幼小の接続」
「我が子と楽しく向き合う」
「我が子に合った園選び」
「保育職の魅力の伝達」
「中堅前期保育士の役割」
「学校・地域との連携」
「学童保育と学校」
「放課後児童健全育成事業の一般原則と権利擁護」
「子どもの声を聴く」
「実践記録を読む・書く」
授業科目
総合的な学習の時間の指導法(中高)
総合的な学習の時間の指導法(小)
教科生活
生活科指導法
子どもと絵本1・2
幼児と環境
保育内容環境
子ども学総論・演習
基礎演習
専門演習
卒業研究
その他①
【受験生の方へのメッセージ】
教員・保育士志望者が全国的に減ってきているとされている中で、教員・保育士の待遇改善も進められてきています。そうした中で私は、大学も含めて40年以上教員を続けています。教員・保育士のよさは、子ども・学生達の成長に貢献できることにあり、保護者や地域等の多くの関係者と繋がり感謝もされながら仕事ができることにあると私は感じています。この名芸大は、私たち大学教員の力で、地元の小学校や幼稚園・保育園等との繋がりを深めています。教育・保育の知識を学ぶだけでなく、実際に地域の子どもたちと関わりながら、子どもとの関わりを喜べる実感がもてるところに、何よりもの良さがあると思っています。ぜひ名芸大教育学部で学び、子どもたちと関わってみて下さい。
【教員・保護者・地域児童活動従事者の方へのメッセージ】
社会の変化で子どもの暮らしや考え、遊びなども変化していきます。その子どもたちにどう接したらよいか、どのように学習指導したり生活指導したりしたらよいのだろうとお悩みのことも多いと思います。私は様々な研究会や子育て懇談会に参加させていただき、そうした皆様のお悩みに合わせまして、実践的にアドバイスしております。私でお役に立つならば、授業・学級づくり相談、子育て相談に協力いたしますので、どうぞご連絡ください。