教員紹介

牛島 安希子(うしじま あきこ)

  • 牛島 安希子

所属

  • 芸術学部 芸術学科 音楽領域 サウンドメディア・コンポジションコース
  • 芸術学部 芸術学科 音楽領域 音楽基礎理論教育担当
  • 大学院 音楽研究科 音楽学専攻

職位/役職

非常勤講師

略歴

作曲家。音楽家。コンテンポラリーミュージックから、ジャズ、エレクトロニカまでの幅広い分野を取り入れた音楽を創作。映像作家とのコラボレーションや編曲も行う。2014年までオランダに滞在。愛知県立芸術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。ハーグ王立音楽院作曲専攻修士課程修了。令和4年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞。雑誌「東京人」にて「今聴きたい女性作曲家」の10人に選出。作品はミュージック・フロム・ジャパン(アメリカ)、サウンドステイツ・フェスティバル(イギリス)、Bang on a Canマラソンコンサート(アメリカ)、ノヴェンバーミュージックフェスティバル(オランダ)、アルスムジカ音楽祭(ベルギー)、Focus現代音楽祭(アメリカ)、ボンクリ・フェスティバル(東京)他、ドイツ、オーストリア、ロシアにて演奏されている。また、オランダ、イギリスのラジオ番組や、坂本龍一のラジオ番組 RADIO SAKAMOTOにて作品が放送される。コロンビア大学でレクチャー担当(2022)。中川運河ARToC10にてサウンドインスタレーション・パフォーマンス作品《wald》の音楽を担当(2015)。ナゴヤ・アッセンブリッジにて「みなとの永い夜」を企画、映像と音楽による新作を発表(2017)。あいちトリエンナーレ企画「現代の音楽をめぐって」の講師担当(2016)。ミュージック・フロム・ジャパン委嘱作曲家。第六回JFC作曲賞入選、Excellence Composition Competition (Expert Level) 2011、ICMC 2013,2014、MUSICA NOVA2014、CCMC2016で入選。日本著作権協会、先端芸術創作学会会員。

研究活動

【専門分野】
現代音楽、西洋芸術音楽



【研究課題】
現代音楽、舞台芸術、現代アート



【所属学会】
先端芸術音楽創作学会会員

【研究業績(作品発表)】
– 2022年 –
12月5日 ビートルズの編曲作品《Black bird》《Lady Madonna》再演(サントリーホール)
11月12日 フィディアス・トリオによるコンサートで新作クラリネットソロのための《浮遊都市 Ⅰ 》を発表 (東京 KMアートホール)
10月25日 ビートルズの編曲作品《Black bird》《Lady Madonna》初演(白寿ホール)
7月16日 ボンクリフェスティバルにてセレクターとして参加(東京芸術劇場)
5月22日 ミッドジャパン音の芸術祭にて 《打楽器とエレクトロニクスのための皮膚の記憶》を発表(名古屋)
4月2日 サウンドステイツフェスティバル(ロンドン、サウスバンクセンター)にて新作ピアノとエレクトロニクスのための《Materia》を発表
3月5日 ミュージック・フロム・ジャパン音楽祭(ニューヨーク)にて新作フルート、クラリネット、チェロ、打楽器のための《Swish-Swach-Rustle》、クラシカルギターとエレクトロニクスのための《Chatoyant》を発表
2月27日 三味線奏者・本條秀慈郎リサイタルにて新作《神楽ミュータント》初演(東京 ムジカーザ)

– 2021年 –
6月19日 岩瀬龍太氏、大田智美氏のコンサートにてクラリネットとアコーディオンのデュオのための新作発表(東京オペラシティ 近江楽堂)
5月12日 アンサンブル・ノマド定期演奏会にて”Distorted Melody”, “High Time High Tide” が再演される(東京オペラシティリサイタルホール)
3月24日 村田厚生トロンボーンリサイタルにて、トロンボーンとエレクトロニクスのための新作発表(杉並公会堂)
3月20日 TAMA Music Festivalにてギターとエレクトロニクスのための《Chatoyanto》を発表(オンライン)
2月27日から3月28日 ミッドジャパン音の芸術祭オンラインに参加(愛知県芸術大学寺井教授主催)
2月28日 自主企画 “Ogen/blik vol.4 ” 公演(アーツカウンシル東京、かけはし財団、野村財団助成企画)のオンライン配信を行う。チェロとピアノとエレクトロニクス、映像のための新作を発表
1月30日 自主企画 “Ogen/blik vol.4 ” 公演(アーツカウンシル東京、かけはし財団、野村財団助成企画)の関連企画として配信番組 tone にゲスト出演する。

– 2020年 –
12月13日 名古屋電子音響音楽コンサート(名古屋市立大学主催オンラインコンサート)にて
笙の音によるフィクストメディア作品”Undulation” 日本初演(名古屋)
10月24日 弦楽合奏のための”長島音楽回遊” の再演
9月30日 配信番組 tone にゲストアーティストとして出演
9月26日 藤倉大ディレクター ボンクリフェスティバルのスペシャルコンサートにて《Distorted Melody》の日本初演(東京芸術劇場)
7月 坂本龍一のラジオ番組RATIO SAKAMOTOにて《Distorted Melody》が放送
4月11日 jwcm(女性作曲家会議)キクラボ vol.1 開催
3月15日 大井浩明ピアノリサイタルにてピアノソロのために新作《肌理/形態》を発表
(東京オペラシティリサイタルホール)
3月4日 “海と記憶と時間” (pf,vl. per. video)がニューヨーク Stony brookにて再演
2月23日 マルチチャンネル作品 “Chatoyanto”がミッドジャパン芸術祭にて初演
1月14日 笙の音によるフィクストメディア作品”Undulation” がIRCAMにて紹介
1月11日 “Glare for viola and electronics” がTAMA Music festival にて再演

– 2019年 –
11月21日 ギターとエレクトロニクスのための”Chatoyanto”が山田岳氏により初演(名古屋)
10月26日 ”Glare for viola and electronics” が甲斐史子氏によりマキシマム vol.4にて初演(ソノリウム)
10月26日 ”Instan’stillation” アムステルダムにて再演
10月26,27日 ”長島音楽回遊” が桑名弦楽合奏団により三重県の各所にて初演
10月5日 SGFA Tokyo にてjwcm(女性作曲家会議)について発表(東京芸術大学)
9月2日 中堅女性作曲家サミットに登壇(東京)
8月24日 “floating Vapor -浮遊球体-“の再演(広島)
6月30日 “Glare for violin and electronics” が佐藤友香氏によりOgen/blik vol.3にて初演(両国門天ホール)
1月17日 ”彩雲 -iridescent clouds” の再演(名古屋)

– 2018年 –
作曲家福島諭の室内楽作品のリミックスCDに参加。
12月9日 サクソフォンデュオ曲 “彩雲 -iridescent clouds” が佐野功枝氏、河西麻希氏により初演
11月15日 プリペアドピアノとトイピアノのための”Pointillism” 初演(東京)
4月6日 “flash” の再演(ノルウェー)
2月2日 “Distorting Melody” の再演(ロシア、モスクワ)
1月19日 “Instan’stillation”の再演(オーストリア、リンツ)

– 2017年 –
12月9日 アッセンブリッジ・ナゴヤ ”みなとの永い夜”コンサートにて新曲”海と記憶と時間” 初演(ヴァイオリン:亀井庸州、ピアノ:寒川晶子、パーカッション:角銅真実、映像:丸山達也)
11月30日 名古屋芸術大学でのコンサートにてソプラノ・ピアノ・映像のための新曲”random circle”初演
9月13日 “エンリコと名古屋の作曲家” ライヴに出演(名古屋)
9月9日 映像サウンドパフォーマンス”dialogue” の音楽を担当(名古屋)
2月25日 ”宇宙(そら)にミミヅく” 語り、ピアノ、トイピアノ、映像による新作パフォーマンス作品を初演(名古屋)

– 2016年 –
11月30日 “Gravity Wave” (アルトサキソフォンとサウンドトラック)の再演。名古屋HITOMIホールにて。
11月19日 “Distorting Melody”がBang on a Can All-starsによりベルギーで行われたアルスムジカ現代音楽祭にて再演 http://www.arsmusica.be/2016/?concert=bang-on-a-can
11月11,18日 “現代の音楽を巡って” あいちトリエンナーレ “ALA project” 企画にて音楽講座の講師を二日間に渡って務める。(アートラボあいち大津橋)
11月5日 “ストロベリーアイスクリーム” (ピアノ、トイピアノ、ギター、朗読二人)のための新作パフォーマンス作品を吹上(名古屋)にて初演
9月11日 “Gravity Wave” (アルトサキソフォンとサウンドトラック)のための新作を愛知県立芸術大学にて初演。
9月6日 ”Instan’stillation” (コントラベースリコーダーとエレクトロニクス) がベルリンにて再演。
8月27日 “キリノマ” 4人のパフォーマー(小物打楽器や朗読)のための新作を吹上(名古屋)にて発表。
8月16-21日 “floating vapor” (アルトサキソフォンソロ)チリにて行われたサキソフォンフェスタにおいて再演される。
7月30日 “Distorting Melody” アメリカ マサチューセッツ現代美術館で行われたBang on A Can マラソンコンサートにて再演、ラジオでライブストリーミング配信される。
6月2日 ”Instan’stillation” (コントラベースリコーダーとエレクトロニクス)
オランダ・ロッテルダムのSchouwburgにて再演
4月2日 “glare luminance” (バスクラリネット) 名古屋 フィオリーレ音楽ホールにて初演
3月6日 電子音楽作品 “Souvenir” 東京 飯田橋 アンスティチュ・フランセ東京エスパス・イマージュにて再演
2月21日 “floating vapor -浮遊球体- ” が再演(広島)
1月8日 “Instan’stillation” Abdijconcerten(アドゥアード、オランダ)

授業科目

20世紀音楽と電子メディア
芸術文化論
作曲研究-1
作曲研究-2
管弦楽法研究
コンポジションⅠ-1
コンポジションⅠ-2
コンポジションⅡ-1
コンポジションⅡ-2
ソルフェージュ実習Ⅰ-1
ソルフェージュ実習Ⅰ-2
ソルフェージュ実習Ⅱ-1
ソルフェージュ実習Ⅱ-2
和声学Ⅰ-1
和声学Ⅰ-2
和声学Ⅱ-1
和声学Ⅱ-2

その他①

【講演可能なテーマ】
・現代の音楽について
・オランダの音楽・芸術シーンについて
・音楽と舞台芸術について
・大人のための音楽制作(コンピュータ、または、五線紙を使って)
・大人のためのソルフェージュ
・大人のためのピアノ伴奏付け
・大人のためのピアノ弾き歌い
・楽典・音楽理論について
・子供と音楽を作るワークショップ
・子供のためのリトミック

【受験生の方へのメッセージ】
音楽・芸術のような精神を高め、豊かにする分野は、これからもっと大切になっていくと思います。音楽を深く学ぶことによって、音楽の面白さ・豊かさが実感できるようになります。専門の知識や技術を身につけて、音楽・芸術の奥深い世界を社会に還元できる喜びを体感しましょう。