教員紹介

安 賜勳(あん さふん)

  • 安 賜勳

所属

  • 芸術学部 芸術学科 音楽領域 声楽コース
  • 大学院 音楽研究科 声楽専攻

職位/役職

非常勤講師

略歴

[学位]
ソウル国立大学 バチェラー
ドイツ国立トロッシンゲン大学 マスター
ドイツ国立トロッシンゲン大学 専門演奏過程
ドイツ国家演奏家資格を取得。

[経歴]
ヴァイカスハイム(ドイツ)で開催された夏のオペラフェスティバルでは「椿姫」のアルフレード役に抜擢され、J. クライツベルグ氏と演奏し、スペインのペルララダ·フェスティバルに招待される。
カッセル国立歌劇場でテノール主役歌手として11年間専属契約を結び、テノールの夢の役と言われる「ラ・ボエーム」「トスカ」「トゥーランドット」「サムソンとデリラ」「ファウスト」「ロミオとジュリエット」「フィデリオ」などの主役を歌う。また、キール歌劇場、ハノーファー歌劇場、マインツ歌劇場、アウクスブルク国立歌劇場、デトモルト歌劇場など数々のドイツ歌劇場と客演契約を交わし、ドイツ全域で50役以上のレパートリーを演じ、世界的歌手と共演する。

オペラ歌手のみならず歌曲やオラトリオの歌手としても高い評価を受けており、H·チェンダがテノールとオーケストラの為に編曲したシューベルト「冬の旅」をカイザスラウテン·フィルハーモニーと演奏する。キール歌劇場ではベートーヴェン「第九」メンデルスゾーン「最初のワルプルギスの夜」のソリストを務める。ドイツSWR放送局ではF.モットルの歌曲のCD録音に参加、ドイツラジオ放送局ではフランス歌曲の演奏がライブ中継された。
オラトリオ歌手の活動としては、ミュンヘンにてベートーヴェン「オリーヴ山上のキリスト」 ハンブルグにてプーランク「十字架上のキリストの7つの御言葉」ゲッティンゲンにてヴェルディ「レクイエム」、マーブルグにてドヴォルザーク「スターバトマーテル」など、それ以外にもモーツァルトのレクイエム、ミサ曲、バッハの受難曲、ミサ曲、カンータータなど幅広いレパートリーをドイツ各地で演奏し、いずれも好評を博している。

2015年セイジオザワ松本フェスティバル、京都二条城で小澤征爾氏とベートーヴェン「第九」のソリストとして共演したのをきっかけに日本での活動を始め、名古屋を中心に活動し、毎年リサイタルを開催する。クラシックを難しく考えず誰でも身近に聴ける演奏会を目指し、ミニオペラ、フュージョンコンサートなどを製作。

研究活動

[受賞歴]
韓米声楽コンクール 銀賞(2位) 2002年4月    韓国、ソウル
Camillo de Nardis国際声楽コンクール 2位 2002年9月  イタリア、オルソニャ
Valsesia Musica 国際 声楽コンクール歌曲部門 1位 2003年11月 イタリア、ヴァラッロ
Esztergom国際オラトリオコンクール 2位 2004年9月  ハンガリー、エステルゴム
Reihnsberg国際オペラコンクール 入賞(配役受賞)2004年6月 ドイツ、ラインスベルク
DAADドイツ学術交流会奨学金コンクール 1位 2005年10月 ドイツ、トロッシンゲン
Euriade Vocaal 国際歌曲コンクール 1位 2005年11月 オランダ、ケルクラーデ

カッセル市民が選んだ今年の芸術家賞 2012年4月 ドイツ、カッセル

授業科目

演奏実習Ⅱ-1(声楽)
演奏実習Ⅱ-2(声楽)
声楽演習-2(ドイツリート)
声楽演習-4(オペラ)