特集

49号(2019年10月発行)掲載

コース担当教員

岡野弘幹
岡野弘幹

サウンドアーティスト
特別客員教授

 1964年生まれ。民族楽器を多彩に扱い、日本的感性で表現したアンビエントミュージックは欧米のメディアでも広く紹介され、30作以上のアルバムを発表。ライフワークとして世界の聖地、自然遺産、全国の著名社寺などで演奏活動を行う一方、作曲家としてサウンドアート制作、映画・テレビ番組などへの楽曲提供を行い、さまざまなイベントの音楽監督としても活動。

張濱(チャン・ビン)
張濱(チャン・ビン)

二胡
客員教授

 中国遼寧省出身。1992年に来日し、名古屋芸術大学、愛知県立芸術大学で学ぶ。2005年にチャン・ビン二胡演奏団を結成。愛知万博、上海万博出演。中国CCTVドキュメンタリー放送。天津、北京、南京など中国各地で友好音楽会を主催。名古屋観光文化交流特命大使、江蘇省海外交流協会高級顧問など日中の懸け橋として活躍中。

野村祐子
野村祐子

箏曲・三絃
客員教授

 箏曲作曲・演奏家の両親のもと3歳で初舞台。14歳で箏・十七絃二重奏曲「白い花に寄せて」を発表。自作の90余曲を公刊・CD化。以来、数多くのリサイタルやコンサートを開催。野村正峰作品のソリストとして各地の演奏で流派を超えた作品を広めるほか、オーケストラとの共演、NHK FM放送・TV「芸能花舞台」出演、長栄座の指導、作曲などで幅広く活動。

野村峰山
野村峰山

尺八
非常勤講師

 1957年三重県生まれ。人間国宝・山本邦山師に師事。高校在学中に都山流尺八本曲コンクール全国大会で金賞を受賞。尺八リサイタル、峰山会「竹の響き」コンサート、NHK TV・FM放送、オーケストラとの共演など国内外で活躍。文化庁芸術祭賞、芸術祭レコード部門優秀賞、愛知県芸術文化選奨文化賞、名古屋市民芸術祭審査員特別賞、都山賞など多数受賞。

三上賢治
三上賢治

ディジュリドゥ
非常勤講師

 1993年にディジュリドゥと出会い、写真家からディジュリドゥ奏者へと転身。2000年にソロ活動を開始。同年Avalon Spiral/アバロンスパイラルを設立。ディジュリドゥの本場オーストラリア・ノーザンテリトリー州で学び、アボリジナルネーム「Wulang」(「Ocean、大洋、海」の意)を授かる。アボリジナル文化を伝える演奏や講演、ワークショップを展開。

高橋  誠
高橋 誠

ジャスバイオリン
非常勤講師

 ヨーロッパの民族音楽をベースにオリジナルの世界を繰り広げるジプシー系バイオリニスト。クラシックの高いテクニックとジャズの即興性を兼ね備え、ジプシー音楽の情熱、悲しみ、喜びを表現。日本国内ではまだ数少ないジャズ的インプロビゼーション(即興演奏)奏者。演奏活動のほかに作曲・編曲活動も行っており、オリジナル作品への評価は高い。

中村  岳
中村 岳

カホン・パーカッション
非常勤講師

 1981年に“mar-pa”(マーパ)にパーカッショニストとして加入し、多数のジャズフェスティバルに出演、CM音楽や映画、ビデオなどの音楽を担当。1992年からは“風の楽団”(Wind Travelin Band)のメンバーとしてアルバムリリースのほか、欧米ツアーにも参加。日本に数少ないフラメンコのカホン奏者として、さまざまなジャンルのライブや録音に参加、活動中。

荒川琢哉
荒川琢哉

ラテンパーカッション
非常勤講師

 12歳で独学にてドラムを始め、16歳でラテンパーカッションに出会う。高校生としては数少ないパーカッションプレイヤーとなり、本学で学ぶ。ラテン音楽に傾倒、多様なミュージシャンとのセッションライブやイベント、レコーディングに参加。自ら立ち上げたラテンバンド「B-Style」「B-Style Big Band」でも精力的に活動中。

オープンキャンパスにて
ミニコンサート開催

 8月17日(土)オープンキャンパスで、ワールドミュージック・カルチャーコース教員らによるミニコンサートを開催しました。ジャズバイオリン 高橋誠(ワールドミュージック・カルチャーコース)、ピアノ 林祐市(ポップス・ロック&パフォーマンスコース)、ベース 長谷川英喜、カホン・パーカッション 荒川琢哉(ワールドミュージック・カルチャーコース)というメンバーで3曲を披露。「情熱大陸」など、ラテンのフレーバーが加えられた楽曲に、会場は大いに盛り上がりました。