特集

49号(2019年10月発行)掲載

東海地方の大学においてワールドミュージックを
専門的に学べるコースの設置は初めてとなります

演奏を学ぶ

 民族楽器の実技や文化について学ぶ授業を展開し、各学生のレベルや関心に応じて教授します。世界の国々の民族音楽を知るだけでなく、実際にさまざまな民族楽器の奏法を習得します。

音楽の背景を学ぶ

 民族楽器の奏法とあわせて、その音楽がどのような文化で生まれ、人々に育まれてきたかを学ぶことは重要です。世界各地の音楽の特徴や多様性を深く理解することで、民族音楽のスペシャリストとして、豊かな音楽表現や感性を身につけます。

音楽の基礎も

 広く民族音楽を理解するために、音楽の基礎理論を身につけます。その上で、アレンジやインプロビゼーション(即興演奏)、録音などについても学び、これからの時代の、新しいワールドミュージックのパイオニアを目指します。

多彩なジャンルとのコラボ

 名古屋芸大の音楽領域には、専門コースだけでも12コース(※)あり、さまざまなジャンルとのコラボレーションが期待できます(※2020年4月予定)。さらには、学部・領域の垣根を越えて、例えば、あなたのライブ演奏で、デザイン領域とコラボしてデジタル映像による演出を行うなど、表現の可能性は無限大です。

キャリアサポート

 名古屋芸大では、グローバルに広く活躍するために、キャリア教育や語学、留学のサポートに力を入れています。また、専門性を磨きながら、美術やデザインなど他分野も横断的に学ぶことができる特徴的なカリキュラムで、将来の可能性を大きく広げられます。音楽関係はもちろん、一般企業への就職もサポートします。

初心者でもOK

 楽器の経験がない場合でも初歩から丁寧に指導していきます。民族音楽に興味はあっても楽器演奏は初めてという方でも安心です。

カリキュラム

合奏(セッション)

民族音楽・楽器はもちろん、ポップス、ロック、ジャズなど、他のジャンルとも融合したセッションを行い、新しい音楽の創造を目指します。

録音音響デザイン研究1・2

録音・音響の基礎的な技術や知識を身につけることで、音楽制作のスキルを高め、音(サウンド)に対する理解を深めます。

音楽表現実技Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

専門とする楽器の実技レッスン、プロ奏者による個別レッスンで、より高いレベルの演奏技術を身につけることが可能です。

器楽基礎研究1・2(民族楽器)

器楽応用研究1・2(民族楽器)

芸術文化論/サブカルチャー論 など

さまざまな民族楽器の背景となる文化や歴史、ルーツなどを学ぶことで、民族音楽をより深く探究します。また、民族音楽・楽器だけでなく、同時代のそのほかの音楽にも視野を広げて比較したり、流行や思想などその時代ごとに息づいていた文化を知ったりすることで、これらの民族音楽・楽器のあり方を考えます。

将来の就職分野

演奏家・プレイヤー、教員、ソングライター、アレンジャー、作曲家、音楽講師、音楽 / 芸術関連企業、一般企業

学納金(予定)

1年次 2年次以降
入学金 200,000円
授業料 1,325,000円 1,325,000円
教育充実費 300,000円 300,000円
実習費 140,000円 140,000円
合 計 計 1,965,000円 計 1,765,000円

※2019年10月現在