グループ展「第13回 日本画 sun 展 」が開催

 本学美術領域日本画コース元教授の市野鷹生先生が主催する「第13回日本画 sun 展」が2021年10月19日(火)から24日(日)の間ギャラリー名芳洞(中区錦1丁目)で催されました。  一昨年まで毎年4月に開催していた本グループ展ですが、昨年の12回目に新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け10月に延期となったのを契機に、毎年10月開催となったようですが、ちょうど愛知県の緊急事態宣言が解除となり当日のギャラリー名芳洞は「災い転じて福」といった和やかな雰囲気で包まれていました。  出品者は前述の市野先生を始め、日展特選画家を含む13名。今年から制作を一旦お休みして鑑賞側に回る先生がいらっしゃる一方で、本学OBも含めた若い作家さんが新たに加わり、表現の可能性を押し広げる意欲的な作品が本年も数多く出品されました。

『西陽』と市野先生
「日展出品作品のモチーフを再構成しました」「暑い中、今日も一日よくがんばった」後片付けをする若い職人を夕日がやさしく照らしている。

『鉄線花』(部分)
板画ならではの鮮やかさが目をひいた。

荒木弘訓先生(写真右/本学日本画領域元教授)と談笑する市野先生
荒木先生は本誌21号でお世話になりました。