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【教育学部】現代の玩具を検証する

2023.07.11

子ども学科

名古屋芸術大学 教育学部では、「保育内容演習環境」の授業において、乳幼児の発達と「もの」との関わりについて探求してきました。この授業では、乳幼児にとって、あらゆるものが興味の対象であり、五感を刺激することや、人との関わりや声かけが重要な要素であることを学びました。

幼児期に入ると、年齢に応じて関心がさまざまなものに向かい、「触れてみたい」「使ってみたい」という衝動が生まれます。自然物や日常の道具、手工芸用具、表現道具などを使いこなす力が発達していきます。こうした中で、玩具も重要な役割を果たしてきます。しかし、玩具の中には有害なものも存在することを学びました。そのため、幼児の発達に適した安全性が考慮された玩具とはどのようなものかについて、実際に玩具に触れながら考え合う機会を持ちました。

名古屋芸術大学では、乳幼児の発達を促進するために、現代の玩具について理解を深める取り組みを続けています。学生たちはこの授業を通じて、乳幼児の成長に寄与する玩具の重要性を実感し、今後もより良い教育環境を提供するために、玩具の選択や使用において安全性と発達への効果を考慮したアプローチを取り続けます。