お知らせ

【教育学部】フレーベルとモンテッソーリの教育玩具に触れる体験授業を実施

2025.06.17

子ども学科

名古屋芸術大学 教育学部の幼保系2年次科目「保育内容演習(環境)」の授業において、乳幼児の発達に影響を与える「もの」についての学びを深める一環として、教育玩具の体験授業が行われました。

この授業ではまず、自然や季節、動植物など、幼児が身近な環境に触れる保育活動について学習。その後、子どもの発達を促す「玩具」に焦点を当て、玩具研究の導入として、教育玩具として知られるフレーベルの「恩物」と、モンテッソーリ教育に基づいた「5分野の教具」を取り上げました。

授業では、それぞれの教育玩具の開発背景や特徴、そしてそれを用いた保育実践がどのように幼児の発達を促すのかについての講義を受けた後、実際に玩具に触れる体験活動を実施。6つのテーブルに分類された玩具を、学生たちはグループごとに移動しながら観察・体験し、それぞれの価値や効果について意見交換を行いました。

なお、本学では、フレーベルの「恩物」およびモンテッソーリの「5分野教育玩具」の多くを所蔵しており、学生たちが実際に手に取って学べる環境を整えています。