【デザイン領域カーデザインコース】防衛産業用素材を活用したアウトドア用品の開発
2021.10.15
産学官連携
カーデザインコースでは自衛隊など防衛産業用に使用される素材を活用するアウトドア用品を地元企業の丸満産業株式会社と開発しました。
丸満産業は高機能高耐久性のシート素材を活用した車両用製品、航空・宇宙用製品、自衛隊などの防衛産業用製品を生産する企業で、特に強靭なシート素材を加工し製品化する技術を持っています。
製品は自衛隊の航空機用カバーや車両の幌、装備品収納バック用の素材を使い、これも丸満産業の持つ特殊な加工技術を生かして生産する計画です。
開発は本学カーデザインコース教授 片岡祐司、高次信也、助手 後藤晃世の3名が製品デザイン、ブランド展開、を提案し丸満産業株式会社で試作したものです。
ブランド名は『 Ⅿökki-8℃ 』 意味はフィンランド語の山小屋とフィンランドと日本の気温差を合わせ、厳しい環境条件でも使用でき、デザイン的にも洗練されたイメージを伝えるものです。
今回は焚火や薪ストーブ用のログキャリー、アウトドアバッグ、アウトドア用のイスやテーブルを運ぶロールバックなどの試作を行い、これらを製品として販売すると同時にさらにバリエーション展開を進める計画です。