人間発達学部 【自然を感じ取り言葉にする力を磨く】
2021.10.26
子ども学科
慌ただしい生活の中では、日常の「自然・季節」を感じる余裕もありません。
そのため「季語」さえも浮かばない状況があります。
そこで人間発達学部では、保育士・教員を目指す学生達に「自然・季節感じ取り言葉にする力を磨いてもらおう」という授業を行っています。
大学の芝生広場での実習として、1分間目を閉じて全身で自然を感じ取る「体でピン!」、
同様にしてすべての音を聴きとり文字化する「ハンター」、
同じ雲を眺めて思い描いたイメージを紹介し合う「お空のお絵かき」、
広場で一番素敵を感じたものを見つけて紹介し合う「落とし物名探偵」などに取り組みました。
次の授業時、1人ひとりが書き込んだものをプリントにまとめて配布し、声に出してリレー読みすると、ことば遊びしているようで笑いもこぼれました。
屋外とリレー読みによる2回の実習で、子どもたちと「自然を感じ取り言葉にする」面白さを展開するスキルを身に着けたことでしょう。