キャリアニュース

官民学合同説明会&交流パーティーを開催

2019年8月6日(火)、東キャンパスにて本学初めての「官民学合同説明会&交流パーティー」を開催しました。
この催しは、本学キャリアセンターの主催で行われ、北名古屋市役所、愛知県警、防衛省自衛隊などの公的機関、アイリスオーヤマ株式会社、株式会社河合楽器製作所などの私企業、合わせて20以上の出展があり、学生が直接官庁・企業の方々から説明を受けたり、話をしたりすることができます。夏休み中にもかかわらず、就職に関心のある多くの学生が参加しました。
合同説明会に先立ち、3号館ホールにてキャリアセンター長 中川直毅教授が「企業から見た名芸大生、大学から見た名芸大生」という演題で、特別セミナーを開催しました。
セミナーでは、有効求人倍率の変遷から今後の雇用動向について、また、働き方改革が進められ変化する労働環境と労働効率、さらに、AIの普及により今後、人間がやるべき仕事と人間にしかできない仕事が中心になっていくと考えられ、そうした時代には、創造性や情報分析力、業務改善力、交渉力、リーダーシップ力といったビジネススキルがますます重要になっていくことが指摘されました。芸術大学には、これらの力を養うカリキュラムが用意されていること、本学の学生らが学んでいる内容が紹介され、それぞれの領域の学生がどんなビジネススキルにつながる特性を持っているかが説明されました。これからのキャリアの動向としては、本業に加え副業を持つことの一般化が予想されることや、副業として収入の増加だけでなく、得意な分野でボランティアとして社会とかかわること、学生時代では叶わなかった夢の実現や自己のスキルアップとして捉えることで、豊かな生き方につながることが説明されました。
セミナーの後は、2号館ホワイエにて合同説明会が開催されました。パンフレットや説明用の映像を用意するところも多く、座談会形式で自由に話せるブースもあり、充実した内容となりました。3年生では、この説明会が初めての就職活動となった学生も多く、自分の将来やキャリアについて考える契機になったという声も聞かれました。
合同説明会の後は、学生食堂での交流パーティーとなり、官庁・企業、本学スタッフ、学生の間で歓談が行われました。官庁・企業の方々からも笑みがこぼれ、学生とも忌憚のない意見交換をする姿が見られ、説明会よりも一層穏やかで和やかな雰囲気が印象的でした。

キャリアセンター長 中川直毅教授の特別セミナー「企業から見た名芸大生、大学から見た名芸大生」。参加した官庁・企業の方々にも出席いただきました

合同説明会終了後は、食堂で交流パーティー。和気あいあいとした雰囲気に

合同説明会では、気軽な形式で学生と面談したり、学生から相談を受けたりするるブースも見られました