特徴02

様々なポジションを体験し、
自分をプロデュースする力を身につける

学びは、学内の勉強だけに限らないもの。名古屋芸大の音楽領域では、学内外関わらず多数のイベント・演奏会に参加できる機会が用意されています。自分たちで企画・運営を行い、多くの人と関わることで、他では得られないフィジカルな経験を積む。そしてステージの上で表現したり、その場所をゼロから作り上げ表現を支えたり、お客さんと触れ合ったりと、様々な役割を経験することで、音楽にまつわる視野を広げていきます。
その経験と視野の広がりは、自分自身を理解する大事な手立てとなります。自分は音楽を通して、社会のどの部分にどのように貢献するのか。それを理解して発信できるセルフプロデュース力を、実践的に養います。

特徴を実現するための授業や取り組み

  • ザ・ベストテンコンサート

    地元自治体や企業と共催で『ザ・ベストテンコンサート』を開催。ミュージカルコースの学生や、卒業生による団体「ミュージカルカンパニー・ワン」のメンバーを中心に、毎年、地域の方々に音楽のステージを届けています。

  • 高山市でのミュージカル制作

    岐阜県高山市の「飛騨・世界生活文化センター」との連携事業として、2009年から市民参加型オリジナルミュージカル「飛騨・童話会議」を毎年上演。音楽領域ミュージカルコースを中心に、地域の方々たちにダンスと歌の指導を行い、約半年間の練習期間を経て本番の舞台に立ちます。初参加時は幼稚園の年少さんだった方が、今や中学生や高校生となって重要な役どころを演じていることも。飛騨の地に、昔はなかった一つの文化が根付こうとしています。

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