教員紹介

中沖 玲子(なかおき れいこ)

  • 中沖 玲子

所属

  • 大学院 音楽研究科 器楽専攻
  • 芸術学部 芸術学科 音楽領域 鍵盤楽器コース(ピアノ)

職位/役職

教授

略歴

パリ国立高等音楽院ピアノ科、室内楽科共にプルミエ・プリ(1等賞)で卒業。
在学中、パリ国際音楽コンクール第2位入賞、あわせてパリ市長賞、芸術協会連盟賞受賞。またセニガリア、エピナール各国際ピアノコンクールに入賞。ソロ、室内楽の演奏活動のほか、フランス国営放送にも度々出演、CD録音(MARCAL)等でも高い評価を得ている。
またジェームス・ジャッド指揮/ハレ管弦楽団(イギリス)の“プロムス・シリーズ”でラヴェルのピアノ協奏曲を共演するほか、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団などヨーロッパ各地のオーケストラと共演し活発な活動を行う。
日本においては、大阪フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団などと共演し、名古屋フィルハーモニー交響楽団ヨーロッパ公演、及び、NHK名古屋青少年オーケストラのヨーロッパ公演にもソリストとして同行。
コンクールの審査員として国内外多くのコンクールに招かれ、ヨーロレジョン国際ピアノコンクールでは審査委員長を務める。
2020年より、全日本学生音楽コンクール審査を務める。
1996年愛知県芸術選奨文化賞、名古屋市民芸術祭賞、99年ポメリー文化賞、名古屋芸術奨励賞受賞。現在、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授、名古屋芸術大学 教授。

研究活動

【研究業績】
現代作曲家の作品にも積極的に取り組み、デュティユ氏にも直接指導を受ける。
1987年には彼の作品「影と沈黙」「ル・ジュー・デ・コントレール」を日本で初演。
1993年には「デュティユのピアノ作品全曲集」をフランス(Marcal)でCD録音。
1995年よりフランス・クールシュベル・サマースクールでジャン=マルク・ルイサダ、パスカル・ドヴァイヨン等とマスターコースを担当。
1996年3月 イタリア国立ベッリーニ音楽院よりマスターコースにて招かれ特別講座を行い、パレルモ現代音楽祭にてリサイタル。
1994年 恩師デュティユの世界文化賞受賞を記念して氏のピアノ作品集全曲演奏会を東京・名古屋で開く。
1989年から、サム・ノム・ラ・プロテッシュ国際ピアノコンクールの審査員を毎回務めている。
1990年 パリ第1回フランス音楽国際コンクール、クロード・カーン国際コンクール、1992年ボルドー・ラ・テスト・ド・ビュッシュ国際コンクール、1994・96年ウィーン音楽コンクール審査員、また、プーランク国際コンクール名誉委員。
2001年ヨーロレジョン国際コンクール審査委員長も務めている。

ハレ交響楽団(イギリス)、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団などヨーロッパ各地のオーケストラ と共演。
日本においては大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、セントラル愛知交響楽団などと共演。また名古屋フィル ハーモニー交響楽団及びNHK名古屋青少年オーケストラ公演のヨーロッパ公演にもソリストとして同行。

日本演奏連盟、日本ピアノ教育連盟、全日本学生音楽コンクール他、審査員を務める。

【受  賞】
1982年パリ国立高等音楽院ピアノ科・室内学科共にプルミエプリ(一等賞)を得て卒業。
在学中パリ国際音楽コンクール2位グランプリ。パリ市長賞。芸術協会連盟賞受賞。
1984年セニガニア国際コンクール、1985年エピナール国際コンクール入賞。
1996年度愛知県芸術選奨文化賞。名古屋市民芸術祭賞受賞。
1999年ポメリー文化賞、名古屋市芸術奨励賞受賞。

授業科目

音楽表現実技Ⅰ〜Ⅳ
器楽特殊研究
ピアノ演奏研究
室内楽Ⅱ