産学官連携

実社会や現場での「実践」を重視した、学内外との豊富な連携

自分たちの学びの手応えを、肌で感じ取る

社会に芸術と関係しない仕事はありません。
逆に言えば、社会と関係しない芸術もまたないと考えます。
専門性を高め、社会で生きる学びを実現するために、
名古屋芸術大学では学内外問わない「現場」での学びを重視しています。
地域や企業と連携したり、多様な人々と関わったりしながら、
現場での実践を繰り返します。
芸術の学びを通して人や社会をつなげる可能性を追究し、
様々なキャリアモデルにも接することで、
卒業後は芸術という枠を越えて、社会のあらゆる場面で
活躍するための基礎を築きます。

産学官連携事業のご案内

「産学官連携」を利用して、
より効果的に、困りごとを解決しませんか?

名芸の感性がイノベーションを起す!

組織内での商品開発や宣伝方法が行き詰まっていることはないでしょうか。そこで大学との「産学官連携」によるオープンイノベーションを起こしませんか?
オープンイノベーションとは、製品開発や技術改革、研究開発や組織改革などにおいて、自社や自治体、官公庁の組織以外の機関などが持つ知識や技術を取り込み、現状からの脱却を図ることを意味します。
名芸の感性豊かな学生たちのアイディアは、話題を生んだり、常識を打ち破るなど、無限の可能性を秘めています。

産学官連携事業の事例紹介

ららぽーと 名古屋みなと蔦屋書店 × 名古屋芸術大学

Xmas 店内装飾プロジェクト 第5弾

大型ショッピングモール「ららぽーと名古屋みなとアクルス」(名古屋市港区)内の「名古屋みなと 蔦屋書店」にて、美術領域コミュニケーションアートコースの学生達がクリスマス装飾を手がけました。今回のテーマは「降り注ぐサンタと魔法のクリスマス」。サンタさんがパラシュートに乗って、子供たちの家にプレゼントを届けにいく様子を演出しています。

トヨタカローラ愛豊 × 名古屋芸術大学

店舗ディスプレイ演出プロジェクト

スペースデザインコースの学生によって、トヨタカローラ愛豊 茶屋が坂店にて、地域の産業を支える「プロボックスバン」と最新モデルの「クラウンクロスオーバー」の店舗ディスプレイ演出を行いました。歴史ある茶屋が坂の街並みをジオラマで再現し、車と街の関係性を表現。この演出は、茶屋が坂の街の魅力を伝えるとともに、学生たちの創造力と技術力を発揮する場となりました。

名古屋高速道路公社 × 名古屋芸術大学

50周年コラボレーションプロジェクト

本学と名古屋高速道路公社の設立50周年を記念し、連携事業として「記念ロゴ」「橋脚ラッピングアート」「イメージソング」を制作。橋脚ラッピングアートでは、デザイン領域の学生を中心に、2026年に愛知県で行われるアジア競技大会をモチーフに10種類のデザインが制作され、名古屋市内の高速道路橋脚全5箇所に設置されました。記念ロゴとイメージソングは、これからも同公社が名古屋市とともに歩んでいく未来を予感させる仕上がりとなり、これらの学生の取り組みはテレビやラジオでも大きく取り上げられました。

鯱バス × 名古屋芸術大学

withコロナ時代の新"旅体験"モデル

デザイン領域先端メディア表現コースでは、貸切バス、バスツアーなどでおなじみの鯱バス株式会社と、コロナ禍で落ち込む観光業の復興と新しい観光のあり方を共同研究、開発するプロジェクトを実施しました。

北名古屋市 × 名古屋芸術大学

北名古屋市 紹介映像制作プロジェクト

「北名古屋市」の市制10周年を記念し、同市のPR動画を制作。監修に映画監督の堤 幸彦氏を迎え、デザイン領域メディアデザインコース(※)の学生を中心に、ライフスタイルデザインや音楽領域 声優アクティング、ダンスパフォーマンスといった様々なコースの学生たちが協同で制作しました。日本語版のほか、英語、中国語、韓国語版もそれぞれ制作され、この映像を通じて、名古屋芸大所在地でもある北名古屋市の魅力が世界に広く発信されました。

  • 2021年4月から「先端メディア表現コース」に改編

その他の産学官連携事業の事例紹介はこちら

産学官連携プロジェクトの流れ

STEP1

ご依頼・ご相談

ご依頼を希望される委託内容について地域・社会連携部へご相談ください。 その際、可能な範囲で案件(事業)概要、ご依頼の具体的な内容、実施時期、場所、ご予算等の詳細をお知らせいただけますと、その後の進行をスムースに行うことができます。

STEP2

打ち合わせ

まずは本学の事務担当部署となる地域・社会連携部と打ち合わせをさせていただきます。対面、オンライン、あるいはお電話等でも結構です。 その際、原則書面でご依頼の詳細(企画書もしくは趣意書など)をご準備ください。

STEP3

ご依頼内容の精査・調整

内容の詳細をヒアリングさせていただいた上で本学での受託可否、また対応方法について調整をさせていただきます。 例) ●学生に対する公募形式 ●担当教員をアサインの上、教員主導による複数学生での対応 ●授業に組み込んだ受託研究 ●教員による対応もしくは派遣 など

STEP4

契約締結

必要に応じて委託者と名古屋芸術大学との間で契約を締結します。 ※内容によっては契約書の締結をしない場合や、大学から教員や学生を紹介し、以降当人と直接やり取りをしていただく場合もございます。

ご注意

  • 本学は教育機関であり、利益を目的とした事業の推進はしておりません。そのため、あくまで教員や学生の主体的な参加意思に基づいて受託をさせていただきます。
  • 原則として教員・学生の役務や、ご提供させていただく作品などについては対価として相応の報酬を頂いております。あらかじめご理解の程、宜しくお願い致します。
  • 教育機関、学生の本分である学業及びそれに関連する活動を優先した上で連携事業の受託をさせていただきます。その為スケジュールには十分に余裕を持ったご依頼をお願い致します。
  • 原則として学生を一定期間外部に派遣する内容の事業は対応できません。予めご了承ください(夏季休暇など、長期休暇中は対応が可能な場合もございます)。

その他事業会社に対する業務委託や発注とは大きく条件が異なる部分がございます。大学との連携事業という社会的な意義をご認識の上、ご理解の程、宜しくお願い致します。

受託研究・受託事業

名古屋芸術大学は、教育基本法・学校教育法に則り、芸術に関する専門の学術技芸、また、人間発達に関する専門的知識を教授研究し、さらに、広範な展望の下、歴史・社会に位置づけるべき総合的教養を授け、もってわが国の芸術文化ならびに人間発達の創造発展に寄与しうる人を養成することを目的とします。

本学は教育、研究に加えて、第3の使命として社会貢献を位置づけており、社会全体の発展への寄与をするべく、本学が持つ知的財産をもって貢献していく事を責務としています。

各専門性に関連した企業、地方自治体、団体との産官学連携事業を積極的に実施しており、音楽総合研究所、美術総合研究所、デザイン総合研究所、芸術教養総合研究所、人間発達研究所を置き、受託研究及び受託事業がその一端を担っています。

本学においては、地域・社会連携部が実施に関わるさまざまな手続きのサポートを行い、実際に企業との協働による製品開発、事業の実施を行っています。この場はアクティブラーニングを実践する場ともなっており、能動的な学習を則す効果もあります。連携事業をとおして参加する学生の専門スキルの向上はもとより、社会人としての基本的心得、行動に対する責任感の理解につながり、携わった学生の将来の職業選択や職業意識の育成に効果を上げています。

 本学は、「ゲイジュツのちから」による地域・社会貢献のため、産官学連携事業に積極的に取り組みます。

〈受託研究・受託事業の実施状況〉

〈受託研究・受託事業の実績〉

産学官連携事業等についてのお問い合わせ先

名古屋芸術大学では、企業・教育・行政などあらゆる領域において、本学教職員のスキルや成果を活かし、地域社会の皆さまに貢献すべく、さまざな取り組みに参加・協力しています。本学との連携や教員の派遣等をご希望の場合、下記までお問合せください。

地域・社会連携部

TEL:
0568-24-0359
Email:
chi-sha・nua.ac.jp
  • ・を@に置き換えてください。

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