教員紹介

野口 あや子(のぐち あやこ)

  • 野口 あや子

所属

  • 芸術学部 芸術学科 デザイン領域 文芸・ライティングコース

職位/役職

非常勤講師

略歴

愛知淑徳大学 文化創造学部表現文化専攻 卒業

研究活動

歌人。

短歌執筆、短歌批評・添削、散文執筆。

「カシスドロップ」にて短歌研究新人賞を受賞。
第一歌集「くびすじの欠片」にて現代歌人協会賞を受賞。

ほか歌集に「夏にふれる」「かなしき玩具譚」「眠れる海」。
詩人・三角みづ紀との共著に「気管支たちとはじめての手紙」(電子書籍)。
歌人・俵万智、小佐野彈との共編歌集に「ホスト万葉集」

NTTレゾナントとの共同開発「AI歌人」のアドバイザーを担当。
「小説新潮」にて短編小説「ジュリアナ様」を執筆。
岐阜新聞にてエッセー連載「身にあまるものたちへ」。

授業科目

文芸演習Ⅱ-1(恋愛心理学)

その他①

短歌は人の心に寄り添う詩型です。

57577に沿わせた想いは、本人が図らずともその人の価値観や生き方、感じ方を自然な形で炙り出します。

今まで、飲む、歩く、見る、食べるなど体験型のワークショップで、短歌を指導する機会を多く続けてきました。
そうして同じ行為をしても、人それぞれの短歌が生まれます。
同じ31文字なのにこんな面白いことはありません。

縛りがあるからこそ生まれる自由があります。
ストーリの全てを表現できないからこそ、比喩、イメージの飛躍、デフォルメ、描写など磨かれる技術があります。

短く的確に、かつイメージの広がりを持って歌を詠むことは、言語スキルを上げるだけでなく、あなたの生活に彩りを与えてくれるはずです。

ぜひ一緒に学んでいきましょう。