教員紹介

大沼 隆一(おおぬま りゅういち)

  • 大沼 隆一

所属

  • 芸術学部 芸術学科 音楽領域 声優アクティングコース

職位/役職

教授

略歴

1990年より約18年間、株式会社アスキー/株式会社エンターブレインに所属
デザインG/イベントプランニング局にて、ゲームパッケージ等のデザインから製作
また音響製作、声優およびゲームタイトルのイベント運営などを運用

2008年~11年、株式会社エーエス企画の企画制作部にて音響監督・制作を担当

2011年より株式会社フェローに移籍後、2020年に独立
ゲームやドラマCD等のあらゆるメディアに対応した音響制作会社、
大沼プロダクションを設立し現在に至る

【実績紹介】
ウィザードリィシリーズ、トゥルーラブストーリーシリーズ、ベルセルク、ダービースタリオンシリーズ、シーマン、RPGツクール2000、萌えよ剣、ミニ四駆シリーズ等

エンド・オブ・エタニティ、快感フレーズ、PSO2、メタルマックス4等

アイチュウ、ギルティーギア、グリモア、妖怪百姫たん等

アサシンクリード・ヴァルハラ、ハリーポッター魔法の覚醒、ディアブロイモータル、第五人格
フィットボクシングシリーズ/初音ミク/北斗の拳、ナナシス2053,魁三国志大戦等

研究活動

私はこれまで四半世紀以上にわたり、数多くのゲーム制作に携わり、音響監督として音声収録を行ってきました。この仕事を通して、最も大切にしていることは「クオリティ」を追求することです。

小さな妥協を許さず、気になる場面があれば何度でも録り直しをお願いしています。
なぜなら、妥協が積み重なると、作品にその影響が必ず現れ、多くの人々に真に感動を与えることができなくなってしまうからです。お客様の期待に応えられるよう、常に最高のクオリティを目指しています。

もちろん、制作には限られた予算と時間がつきものです。しかし、そんな中でも大切なのは、役者さんや監督、そしてクライアントとの信頼関係です。お互いに信じ合い、協力し合うことで、限られたリソースでも最高の結果を生み出すことができます。

私は、ゲームと声の仕事が心から好きで、これまでその情熱だけでここまでやってきました。
幸い、たくさんの方々に信頼をいただき、今も様々な分野の作品に携わらせていただいています。
そのことに対して、心から感謝しています。

未来においては、VR技術の発展などにより、リアルな人間同士のコミュニケーションが希薄になっていくかもしれません。しかし、むしろそのような時代だからこそ、信頼の大切さがより一層重要になると考えています。どんな環境でも、最終的には信頼とクオリティが全てを支えると信じています。

私がこれまで学んできたこと、そして今も学び続けていることを、生徒の皆さんと共有できることを楽しみにしています。学びの場でともに成長し、支え合えるような関係を築いていきたいと思っています。

【講師実績】
アトミックモンキー/三木プロダクション/ゆーりんプロ/ケッケコーポレーション/ボイスアクターズスタイル/アイ・タクト/SSP/オフィスCHK/声優事務所 響/学校法人イーエスピー学園/スチームウッドガーデン/パワーライズなど

授業科目

声優アクティング表現実技Ⅰ
音楽表現実技Ⅰ
音楽表現実技Ⅱ