教員紹介

岩田 達宗(いわた たつじ)

  • 岩田 達宗

所属

  • 芸術学部 芸術学科 音楽領域 声楽コース

職位/役職

特別客員教授

略歴

オペラ演出家。東京外国語大学フランス語学科卒業。栗山昌良氏に演出助手として師事。

2001年頃から本格的にオペラ演出家として活動を始める。日生劇場、新国立劇場、びわこホール、藤原歌劇団、日本オペラ協会、藤沢市民オペラ、愛知県文化振興事業団、いずみホールなど全国のオペラ・プロダクションで作品を発表し、高い評価を得る。

2003年プッチーニ作曲「三部作」、2005年プーランク作曲「カルメル会修道女の対話」は、音楽クリティック・クラブ賞、大阪府舞台芸術賞を受賞。同「三部作」2005年新実徳英作曲「白鳥」、2012年加藤昌則作曲「白虎」、2014年青島広志作曲「黄金の国」、2020年細川俊夫作曲「松風」は佐川吉男賞を受賞。2008年「ファルスタッフ」、2018年モーツァルト作曲「イドメネオ 」は三菱UFJ信託音楽賞を受賞。2011年ブリテン作曲「ねじの回転」は文化庁芸術祭大賞、2015年「ファルスタッフ」は同優秀賞に選ばれた。

最近の舞台として、東京文化会館「歌劇 ヴォルフのイタリア歌曲集」、藤原歌劇団「ボエーム」、札幌hitaruオペラプロジェクト「蝶々夫人」など。

2020年よりリモートによる講義「岩田達宗道場」をバリトン歌手迎肇聡を中心に開講される。感染症の影響を受けた全国のオペラ歌手に向けて研鑽と演奏の場として広く門戸を開いている。

1996年、自身が五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞。2006年に音楽クリティック・クラブ賞を受賞。大阪音楽大学客員教授。ひろしまオペラルネッサンス芸術監督。
名古屋芸術大学特別客員教授。