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美術領域准教授 田村友一郎氏が『日本ペイント国際学生コンペティション アジア•ヤング•デザイナーズ•アワーズ2022』で審査委員長に選ばれました。

2022.08.16

美術領域

日本ペイントグループがアジア全17地域で建築・ デザインを学ぶ学生を対象に開催する
建築デザインコンペティション「日本ペイント国際学生コンペティション アジア・ヤング・デザイナーズ・アワーズ2022」において、
本学美術領域准教授 田村友一郎氏が、コンペティションの審査委員長に選ばれました。

このコンペティションは、2008年にマレーシアで初開催した事をを皮切りに、
年々参加地域を増やし、昨年度はアジア全域で41,000人を超えた学生から応募された国際的なコンペティションで、
各地域の最優秀者には賞金に加え、各国から来ている学生が一堂に会する「アジア学生サミット」への招待が副賞として贈られます。

  • 日本ペイント国際学生コンペティション WEBサイトより



日本ペイント国際学生コンペティション アジア・ヤング・デザイナーズ・アワーズ2022

【開催概要】
テ ー マ:「空間のイマジナリーライン」
応募期間:2022年7月29日(金)~2022年11月2日(水)
結果発表:2022年11月下旬予定
応募資格:作品提出期間中に、大学院、大学、短期大学、専門学校、高等専門学校に在籍し、建築、インテリアもしくはランドスケープを学ぶ 18 歳以上の学生であること
応募方法:詳細はAYDA ウェブサイトにてご確認ください
審 査 員:審査員長 田村友一郎、 審査員 藤原徹平、中山英之

【選考について】
1. リージョナル(日本地区での選考):
最優秀賞1名:賞金30万円及びアジア学生サミットへの招待(旅費/滞在費 含む)、審査員とのインターンシップツアー
インテリアデザイン部門優秀賞 2名、建築・ランドスケープ部門優秀賞2名:賞金各5万円及び審査員とのインターンシップツアー
2. インターナショナル(アジア学生サミットでの選考):
最優秀賞2名:賞金10,000USドル及びハーバード大学「デザインディスカバリープログラム」(6週間)への招待

【「Asia Young Designer Awards (アジアヤングデザイナーアワーズ)」】
日本ペイントグループがアジア全 17 地域で建築・ デザインを学ぶ学生を対象に開催する建築デザインコンペティションです。2008 年マレーシアでの開催を皮切りに年々参加地域を増やし、昨年度はアジア全域で41,000人を超えた学生からの応募をいただきました。各国からの学生が同じ課題で競い、地域ごとに審査が行われます。各地域の最優秀者には賞金に加え、各国から来ている学生が一堂に会する「アジア学生サミット」への招待が副賞として贈られます。同サミットでは、本コンペティションの主旨に賛同した各国の著名な建築家やデザイナーの方々よりボランティアとして直接指導が行われ、国や地域を超えた学生同士の国際交流が図られています。

【ハーバード大学デザインスクールフェローシップ基金】
日本ペイントグループは2018年5月、ハーバード大学デザインスクールで学ぶアジア地域の学生支援を目的に、当社中興の祖である小畑源之助の名を冠したフェローシップ基金を同校に設立しました。「アジア学生サミット」での最優秀賞受賞者には、同基金よりハーバード大学デザインスクールが開催するサマープログラム「デザインディスカバリープログラム」へ招待します(参加費・旅費・滞在費 すべて主催者の負担)。

審査員長 田村友一郎
たむら ゆういちろう / 美術家。1977年富山県生まれ、京都府在住。日本大学芸術学部写真学科卒業。東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程修了。ベルリン芸術大学空間実験研究所在籍(2013-2014)。名古屋芸術大学美術領域准教授。既存のイメージやオブジェクトを起点に、写真、映像、インスタレーション、パフォーマンス、舞台まで多彩なメディアを横断し、土地固有の歴史的主題から身近な大衆的主題まで、幅広い着想源から現実と虚構を交差させた多層的な物語を構築する。劇場作品に「テイストレス」(京都芸術劇場春秋座、2021)、展覧会では「Double Vision」(Tai Kwun Contemporary、香港、2022)、「ギフト、ギフト、」(八戸市美術館、2021)、「Readings from Below」(Times Art Center Berlin、ベルリン、2020)、「Milky Mountain/裏切りの山」(Govett-Brewster Art Gallery、ニュージーランド、2019)、「叫び声/Hell Scream」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2018)などのほか、国際芸術祭あいち2022、ヨコハマトリエンナーレ2020、アジア・アート・ビエンナーレ2019、釜山ビエンナーレ2018といった国際展にも作品を発表している。

審査員 藤原徹平
ふじわら てっぺい / 建築家。1975年横浜生まれ。横浜国立大学大学院修了。2001年〜2012年隈研吾建築都市設計事務所。2010年よりドリフターズインターナショナル理事、2012年より横浜国立大学大学院Y-GSA准教授、株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰。建築家としてだけでなく、アートや映画、演劇など領域を越境して活動を展開。主な建築作品に<代々木テラス>、<稲村の森の家>、<那須塩原市まちなか交流センターくるる>、<クルックフィールズ>、<2017横浜トリエンナーレ会場デザイン>、<リボーンアートフェスティバル2017会場デザイン>など。主な受賞に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞 日本建築士会連合賞奨励賞など。

審査員 中山英之
なかやま ひでゆき / 建築家。1972年福岡県生まれ。1998年東京藝術大学建築学科卒業。2000年同大学院修士課程修了。伊東豊雄建築設計事務所勤務を経て、2007年に中山英之建築設計事務所を設立。2014年より東京藝術大学准教授。
主な作品に「2004」、「O 邸」、「Yビル」、「Y邸」、「家と道」、「石の島の石」、「弦と弧」、「mitosaya薬草園蒸留所」、「Printmaking Studio/ Frans Masereel Centrum」(LISTと協働)。
主な受賞にSD Review 2004 鹿島賞(2004年)、第23回吉岡賞(2007年)、Red Dot Design Award(2014年)、第17回環境・設備デザイン賞優秀賞(2019年)、日本建築仕上学会賞 作品賞・住宅部門(2019年)、グッドデザイン賞 金賞(2019年)、JIA新人賞。
主な著書に『中山英之/スケッチング』(新宿書房)、『中山英之|1/1000000000』(LIXIL出版)『, and then: 5 films of 5 architectures/建築のそれからにまつわる5本の映画』(TOTO出版)。


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