お知らせ

【コミュニケーションアート•工芸コース×竹田印刷株式会社】セラミックタイル美濃2024をタイルで彩るプロジェクト始動

2024.01.11

産学官連携

本学は2024年3月12(火)~15(金)の4日間にわたり、東京ビッグサイトで開催される「建築・建材展2024」内の多治見市美濃焼タイル振興協議会様のブース造作に参加することが決定いたしました。

本件はブース運営・施工を請け負う竹田印刷株式会社との産学連携事業であり、これを担当するのは、美術領域コミュニケーションアートコースと工芸コースの学生です。

4日間にわたり会場でブースの壁面をタイルで装飾していくというライブパフォーマンスをするにあたり、準備として2023年12月27日(水)に多治見市モザイクタイルミュージアムと長江陶業株式会社にてタイルとタイルの仕事の見学を行いました。

まず午前中に多治見市モザイクタイルミュージアムを見学しました。現在では製造されていないタイルや、モザイク作品を見ながら、今後どのような作品を制作するか思考を巡らせます。過去のモザイク展の作品集は、平面にとどまらず、立体作品もあり今後の制作の可能性が広がる資料になりました。

午後からは長江陶業株式会社に伺いました。社長の虎澤範宜様と部長の堀江重政様に国産タイルと輸入タイルの現状を伺いながら、なぜ美濃がタイルの一大産地なのかというお話や現在のタイルの流行など、とても興味深いお話を聴くことができました。最後に転写シートを使ったタイルへの転写の体験や、職人さんによるシートタイルの張り方の実演などを見学しました。学生からは「粘度の高いタイル用ボンドを、くし目ゴテで伸ばすのが大変そう」という声が上がっていました。

今後は、1月中を目処に作品のプランを練り、東京へ行くまでにいくつかの作品をシートにする作業と、タイル張りの練習をしっかりとしていく予定です。

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