お知らせ

【教育学部】受講生同士で人生を見つめ合う

2022.07.21

子ども学科

小学校の生活科で「自分自身の成長」を振り返る学習活動があります。
そのための学習活動の授業が行われました。
まずは、クラスメイトの誕生日を祝い合う取り組みの意味と、その展開を学びました。
その際に「先生からのプレゼント」として贈ることができる「折り紙メダル」の作り方の講習を受けました。

次に、「名刺」カードを作りました。
これは仲間同士で自分を紹介するためのアイテムとして使用できるとともに、裏面には「自分のPR」を書くことで、自分の魅力を伝えられるようにしていくための指導が体験できます。

さらに、「人生すごろく」を作りました。
公開したくないプライバシーや、思い出したくないことを書く必要はないことを説明した上で、「自分の今までで印象的な10のトピック」を書いていきます。

この「人生すごろく」をもって、普段関わりのなかった学生同士でグループを作ります。
初めに、先に作った「名刺」を交換し合い、「人生すごろく」を一列に並べます。
1人目の「誕生」をスタートに、サイコロの目だけコマを進めます。
すると、当たった枠に書かれているトピックをみんなに紹介していきます。
「へえ、そんなことがあったの」と、お互いの人生のエピソードに共感し合いながら、コマを進めていきます。
こうして、クラスメイトの成長の姿に共感できるように、また、学生達もつながりを深めていけるよう、このような授業を毎年行っています。