お知らせ

東邦ガス 作ってみよう!マイキャンドル 防災について学ぼう!ワークショップを実施

2023.03.23

産学官連携

2023年3月11日(土)、名古屋市港区のスマートタウン「みなとアクルス」で開催されたイベント「作ってみよう! マイキャンドル 防災について学ぼう!」(主催:みなとアクルスまちづくり推進協議会)のワークショップに、本学の学生が参加しました。

イベントの開催日である3月11日は12年前、東日本大震災が起きた日ということもあり、改めて防災のあり方について親子で考えるきっかけになるようなイベントになれば、という思いから開催されました。「みなとアクルス」にある、ららぽーととエネルギーセンターは津波避難ビルに指定されていることも、このワークショップ内で紹介されました。また、今回の会場となった、ららぽーと3階フードコートの「ららスタジオ」では防災に関するパネルが置かれ、参加した皆さんがワークショップの開始を待つ時間や、終了後にパネルを見ている姿が見受けられました。

ワークショップでは災害時にも役に立ち、お部屋に置いてもとても可愛らしい、オリジナルキャンドルを制作しました。キャンドルが冷えて固まるのを待つ時間を使って防災に関するクイズも行われ、本学の学生が制作したクイズパネルが用いられました。

ジェルキャンドルについて・・・
ガラスの容器の中に蝋燭の芯を立てたものに、カラーサンドやガラスモチーフ、ビーズ、貝殻などの飾りを入れます。次に、溶かした透明なジェルワックスを流し込みます。30分~1時間ほどで冷えて固まり、完成となります。
参加した皆さんは用意された様々な材料から、ガラスの容器の中にオリジナルの世界を作り上げていました。親子でコミュニケーションをとりながら、楽しい様子で制作をしていたことが印象的でした。完成した作品を受け取りに来た時には、目を輝かせ「これ私が作ったの〜!すごくキレイ!!」と喜んでいてとても満足した様子でした。

防災クイズについて・・・
飾り付けが終わったらスタッフがお鍋で熱したジェルワックスを流し込んで、冷えて固まるのを待つ間に防災に関するクイズが行われました。問題は全6問で小さなお子様でも懸命に答えを考えて見事正解していて、とても微笑ましかったです。クイズに使用したパネルは、事前に当日もスタッフとして参加した学生が描いたものです。
自分の制作したものを見てもらい、反応が見れる機会というのは学生にとって貴重な体験でもありますので、嬉しかったことと思いますが、少し照れ臭そうな姿も垣間見えました。

今回、参加した学生4名は、
コミュニケーションアートクラス3年  細井彩乃さん
コミュニケーションアートコース2年  出口佳音さん
コミュニケーションアートコース2年  山本星さん
美術総合コース1年 廣瀬芽依さん です。

これまで学内外のワークショップに多く参加してきた学生でしたので、ワークショップ参加者の皆さんと和やかな雰囲気で、制作のサポートやコミュニケーションをとっていました。
参加した学生からは「参加者の皆さんが笑顔で帰ってくれてよかったです。」や「お子さんがとても楽しんでくれた様子で、自分も楽しめました!」といった感想を聞くことができました。

このワークショップを通して、防災について考えるきっかけになれば幸いです。