【教育学部】夏の動植物調査活動:ナマズを捕獲して学びを深める
2023.07.11
子ども学科
名古屋芸術大学 教育学部では、3年生の専門演習科目「子どもの生活と教育ゼミナール」において、生活科の地域探索活動や自然環境調査を通じた総合的な学習活動を展開し、教師としての力を磨く取り組みが行われています。今年も、春夏秋の3回にわたって大学周辺地域で調査を行い、捕獲や観察が可能な動植物を写真と文章でデータ化し、最終的には小学校で活用できる図鑑やカルタの冊子とCDにまとめる予定です。今回の調査は2回目の活動でした。
田畑での調査では、ゴーヤなどの野菜が栽培されていることや、田圃に生息するアオサギ、ドジョウ、オタマジャクシ、カエル、そして驚くことにナマズも確認されました。宅地化が進む中でも、この地域の田畑では作物が成長する環境と共存していることが分かりました。
さらに、参加した学生たちが作成した俳句をご紹介します。これらの俳句は、将来的にはカルタのことばとして活用される予定です。
- 田んぼでは ナマズものんびり 過ごしてる
- 風を切る シオカラトンボが 空を舞う
- ひっそりと 身をひそめてる タニシたち
- 逃げ泳ぐ 田んぼでスイスイ アマガエル
今後も学生たちが自然環境を通じて学びを深める機会を提供し、教育の現場で役立つ知識や体験を積極的に活用していきます。