【教育学部】自然物を活かした工作活動
2025.11.28
子ども学科
幼稚園教諭・保育士を志望する1年生が履修する「幼児と環境」では、自然や身近な素材を通して、幼児の感性・表現力・遊びや制作の力を豊かに育むための保育スキルの習得を目指しています。
その授業の一コマでは、草木が“種→発芽→成長→開花→枯れ→種の再生産”という循環をたどること、そしてそのすべての過程が保育活動に活かせることを具体的に学びました。
学びを深める体験として、秋の季節に合わせ、大学から徒歩20分ほどにある神社へ園外保育(散歩活動)を想定したフィールドワークを実施。学生たちは木の実や落ち葉、枝など、さまざまな自然物を採集しました。
採集した素材は一週間ほど手づくりの紙箱に入れて乾燥させた後、「自然物を使った工作活動に活かせる見本作品づくり」に挑戦。ホワイトペンやマジックを使って「トトロ」を作ってみたり、そのトトロを主役にした“ミニチュアの世界”を制作したりと、自然素材ならではの温かみを活かした作品が数多く生まれました。