【教育学部】生活科で教室を飾る「切り紙工作」
2025.11.28
子ども学科
小学校教員を志望する1年生が受講している「生活(小学校生活科)」の授業では、学校現場で活用できる実践的なスキルを身に付けながら、小学校低学年にとっての生活科の意義について学んでいます。
今回の授業では、アトリエコモンズのスペースを利用し、教室を彩る「切り紙工作」に取り組みました。まず、世界や日本の民族衣装の模様を観察し、それぞれの模様には固有の意味が込められていることを学習。その上で折り紙を折り、さまざまな切り込みを入れて開くと、美しい線対称の模様が生まれることを体験しました。
生活科の授業では、図画工作のように一つの作品を時間をかけて作るのではなく、折り方や切り込みを変えることで、次々と新しい作品が生まれていく点も特徴です。
完成した模様をクリアシートに入れてみると、教室を明るく彩る多様なデザインが出来上がりました。これらの作品は、附属クリエ幼稚園の正面玄関の壁面にもさっそく展示され、園児や送迎に訪れた保護者の方々から「きれい」「ステキ」「作ってみたい!」といった声が寄せられました。作品展示が幼稚園の空間を彩るだけでなく、幼児の創作意欲を引き出すきっかけにもなっています。