すべての人にとって快適であるために
喫煙について
令和4年4月1日より、成年の年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、「未成年者喫煙禁止法」により喫煙の禁止年齢は引き続き20歳未満です。
タバコは健康に及ぼす害が明らかになっています。肺がんをはじめとする多くのがんや胃・十二指腸潰瘍の有病率も非喫煙者より喫煙者の方が高いことがわかっています。タバコは気分が落ち着くような感覚があるかもしれませんが、それは脳が酸欠となっているからです。また、一度喫煙習慣が身についた人が禁煙することはとても難しく、その理由として喫煙は「薬理的(ニコチン)依存症」になっているからです。血液中のニコチン濃度が一定以下に下がると、いらいらして落ち着きがなくなります。
タバコの煙は、喫煙者が吸う「主流煙」と吐き出す「呼出煙(こしゅつえん)」、タバコから立ち上がる「副流煙」があります。受動喫煙とは、非喫煙者が呼出煙と副流煙を吸わされることです。主流煙よりはるかに有害物質が多く、周囲への健康に大きな影響を与える迷惑行為です。
喫煙する人は、タバコのマナーについて心がけ、すべての人に快適なキャンパスとなるよう協力をお願いします。
【本学における分煙化への基本方針】
- 建物内は全館禁煙とする
- 大学で指定した喫煙場所以外は禁煙とする
- 禁煙啓蒙活動を推進する
飲酒について
20歳未満の者の飲酒は、「未成年者飲酒禁止法」により禁止されています。
大学生の飲酒による死亡事故のほとんどは、「イッキ飲み」による急性アルコール中毒によるものです。急性アルコール中毒は、大量のアルコールを急速に飲んだ時に起こり、気分が悪くなるだけでなく、中枢神経の麻痺が進み、呼吸や心臓の働きが抑制され死亡することがあります。
「アルコールハラスメント」は、酒にまつわる嫌がらせ、人権侵害につながります。
- 飲酒の強要
- イッキ飲ませ
- 意図的な酔いつぶし
- 飲めない人への配慮を欠くこと
- 酔ったうえでの迷惑行為
これらの行為は絶対にやめましょう。
学内の環境美化について
大学構内のごみ処理について、分別してごみ箱に捨ててください。
- 許可なく大学の施設、備品を移動しないでください
- 学生食堂の食器は必ず食堂に戻してください
- 共用部分に荷物を置いたままにしないでください
- 制作に使用した廃材などは、指定の場所に捨ててください