メタル&ジュエリーデザインコース(2024年度1年次入学生から工芸コースへ学びを移行)

コースの概要

自身と向き合い、内に眠る才能を発掘する。

鍛金や鋳造、ジュエリー技法などの金工技術の習得を通して、新しい時代のクリエイターとして活躍できる創造力を培うコースです。社会の変化に対しても自らの力で時代を切り開いていく人材を育成します。メタル&ジュエリーデザインコースでは、多様な表現の実現が可能となる充実した設備の専用工房で技術を習得します。尾張七宝などの地場産業とのコラボレーション、国内外の展覧会出品など、成果発表にも力を入れています。ここでの学びは企画や販売の道に進む場合にも力となるでしょう。

身につく能力

  • 素材と対話し加工する、金属造形の技術
  • 創造的な思考力と表現力
  • 産業の現場や消費者などの社会とつながる力

学生インタビュー

名古屋芸術大学 メタル&ジュエリーデザインコースの「今」をご紹介。

授業とカリキュラム

1年次
デザイン領域共通カリキュラム「ファンデーション」によって、オールラウンドにデザインを学び、専門分野の選択肢を広げます。各コース共通の基礎実技を学び、自分が本当にやりたいこと、向いている分野を見つけることができます。
2年次
道具の使い方、金属加工の基本的な技術などを学びます。鍛金や鋳造などを学びながら素材にふれ、制作する楽しさを体感します。金属加工体験は初めてでも、これらを身につけることで創造的な思考力につなげていきます。
3年次
溶接、鉄の熱間加工などの立体造形。精密鋳造、七宝、3DCADなどのジュエリー制作など、さらに専門的な技術を学びながらアイデアの展開方法などを習得します。国内外のコンペや学外展示にも参加し、自分の可能性を探究します。
4年次
4年次での学びは自分自身でのアイデアによる作品制作が基本になります。前期は展覧会形式の成果発表展「素材展」、後期は卒業制作に向けて、制作に打ち込みます。オリジナリティーとは何かを考える一年です。

主な進路実績

目指せる主な職種・職業

ジュエリーデザイナー/ジュエリー販売者/クラフト作家/造形作家/金工作家/工房スタッフ/美術科教員(中学校・高等学校)/工芸科教員(高等学校) など

卒業後の主な進路

株式会社ケイ・ウノ/株式会社TASAKI /株式会社杢目金屋/株式会社伊藤宝石店/日本放送協会(NHK)/マドラス株式会社 など

教員紹介

関連リンク