演出空間コース

コースの概要

世界をつくる、「光」や「音」のデザイナーになる

舞台芸術作品の世界をつくりあげるために欠かすことができない「照明」と「音響」。それらのポジションでは、たくさんの機材を扱うための専門知識、技術的な確実性や安全性、創造性豊かなデザイン力とプランニング力、そしてほかのセクションと連携するためのコミュニケーション力も必要とされます。演出空間コースでは、それぞれの力を身につけながら、作品世界をつくりあげる「光」や「音」をデザインできる総合的な人材を養成します。

身につく能力

  • 知識に支えられた確実なデザイン力
  • さまざまな作品に対応できる柔軟な創造性
  • 創造のためのコミュニケーション力

授業とカリキュラム

1年次
舞台芸術に関する基礎的な知識や考え方を学びます。舞台はどのように企画立案され、どのように舞台美術がデザインされ、音響と照明による空間デザインはどのように考えられるのか、作品の背景にある歴史や舞台芸術の名作も学びます。
2年次
現在の劇場で運用されている音響や照明などの設備に関する基礎知識と歴史、そしてさまざまな種類の舞台芸術作品から実例を学びます。また、作品読解やチームでの協働を通しての小さい規模での現場実践を行います。
3年次
2年次の学びを活かし、さらに大きな作品や、より創造性を求められる作品やジャンルに取り組みます。基礎的技術から発展させた工夫や応用、そしてより実践的なプランニングやプログラミングを学びます。
4年次
卒業後を見据えて、プロフェッショナルな現場に近い形で作品創造に取り組みます。3年次までの学びをさらに広げ、より大きく複雑な作品にチャレンジすることで、プロフェッショナルな現場へのスムーズな移行を目指します。

主な進路実績

目指せる主な職種・職業

音響デザイナー・照明デザイナー(舞台制作会社、実演団体、テレビ制作会社)/音響オペレーター・照明オペレーター(舞台制作会社、劇場) など

教員紹介

関連リンク