音楽研究科

真の芸術性を磨いて世界に通用する音楽表現へ

高い表現力と深い教養を身につける為に。
担当教員が責任を持って2年間を個人指導。

本学は、学生が演奏者としての意識をもち、芸術性の高い表現力と深い教養を自ら研鑽する場として機能しています。より高い演奏力や表現力をめざす場合、大学での4年間では決して十分とはいえません。むしろ技能を一通り身につけた卒業以降が真の芸術性を磨くチャンスといえます。研究科では、担当の教員が責任をもって2年間を個別に指導します。より深い音楽表現への探究が行われます。大学卒業後に大学院進学を視野に入れておくことは、意欲的な選択肢のひとつといえるでしょう。

音楽研究科の特色

  • 大学4年間で学んだ演奏力や表現力をより高め、世界に通用する高度な技能と教養を修得した専門家を育成します。
  • 一人ひとりの個性に合わせた個人レッスンをそれぞれの担当教員の下で行い、より深い音楽表現の可能性を追求します。
  • 地域の文化発展にも貢献できる、各種事業など幅広い分野で活躍しうる人材を育てます。

音楽をより深く追求するために恵まれた環境の中で過ごす。

大学院は最高の教育機関であり、世界に通用する高度な技術能力と教養を修得した専門家を育成することを目的としています。それに加え、地域の文化発展に貢献する社会的役割をも担っており、各種事業に携わり、様々な分野で幅広く活躍できる優れた演奏家の輩出をめざしています。各研究科では、教員と学生とが同じ演奏家としての意識レベルの高さにまで上がって、より深い音楽表現への探究が行われています。この恵まれた環境の中で、ぜひ芸術家としての研究を存分にしていただき、将来は演奏家はもとより、多岐にわたる分野で活躍していただくことを願っています。

  • 第7回コインブラ・ワールド・ピアノ・ミーティング第1位を受賞した太田糸音さん

取得できる免許状・資格

  • 〈教育職員免許状(一種)を所持し、大学院修了〉
    中学校教諭専修免許状(音楽)/高等学校教諭専修免許状(音楽)

大学院音楽研究科器楽専攻(ピアノ)
東京分室

大学院音楽研究科東京分室
 東京都文京区向丘2-8-7 Crest本郷B1
 (アクセス:南北線東大前から徒歩約3分)

  • 著名な教授陣の丁寧なレッスン、著名なアーティストの参加による室内楽実習が行われる他、プロの音楽家として必要とされる高度な専門的知識や実践に即した語学教育を少人数教育で実施します。
  • 特に専門実技においては、毎週のレッスン(90分)に加え、著名な演奏家による特別レッスン(1回90分、年間12回) を東京分室で実施します。
  • 講義科目や、演習科目の一部や、実技試験などは名古屋芸術大学本校で実施します。

教員からのメッセージ

  • 横山 幸雄

    (よこやま ゆきお)
    〈 特別客員教授 〉ピアノ

音楽を勉強するということの多様性は、時代とともにさらにさまざまな可能性が広がっていますが、名古屋芸大ではその大学院の過程におい て、名古屋のみならず東京でも勉強が出来るというのはなかなか画期的なことだと思います。 そこではタイプの異なる複数の現役演奏家のレッスンを受けることが出来て、大学院のような勉強のある意味での仕上げの段階ではとても有用なことなのではないでしょうか。 大きな可能性が開けている若くて優秀な才能との出会いは教える側にとっても極めて刺激的で、その貴重な時間を楽しみにしています。

  • 上原 彩子

    (うえはら あやこ)
    〈 特別客員教授 〉ピアノ

名古屋芸大に関わらせて頂くようになり、名古屋での学生達に加え、東京でも定期的に大学院生の皆さんと勉強しています。院生の方達は考え 方や表現がより成熟してくる年齢ですので、私自身学ぶことも多々あり毎回のレッスンをとても楽しみにしています。そしてなんと言っても横 山先生を始めとした素晴らしい講師陣のもとで勉強出来るので、大学院の2年間という短い期間にもかかわらず、学生それぞれがとても良い方向に成長して卒業していくのを本当に嬉しく思っています。大学を卒業し更に音楽の勉強をしたいなという皆さん、名芸の東京分室でお待ちしています!

  • 田村 響

    (たむら ひびき)
    〈 アーティスティック・プロフェッサー 〉ピアノ

名古屋芸術大学東京分室という環境も含めて、様々な現役の演奏家からアドバイスを受ける事ができる機会は、とても有意義だと感じます。すでに学びや経験をたくさん積み重ねてきた器を、さらに深め広げていくきっかけとなれば嬉しく思います。

  • 田中 範康

    (たなか のりやす)
    〈 教授 〉作曲理論

本学の大学院では、学部で学んできた内容を単に深めるということはもちろんのこと、加えて将来プロの演奏家として活躍できる能力を高めるための実践的な教育を展開していきます。具体的には、レッスンを通じて、ソロ、室内楽、オーケストラとの共演など、様々な音楽的経験を積むチャンスを設け、同時に音楽作品の構成や歴史などを個人指導で学ぶことで、音楽人として必要な深い知見を得ることができる様にカリキュラムが組み立てられています。そして、 院生在学中に、 各種オーディション、 コンクールなどに入賞することことを目指し、 そのために必要な教育を徹底的に行っていきます。

  • 山田 敏裕

    (やまだ としひろ)
    〈 教授 〉ピアノ

本学、大学院器楽専攻ピアノにおいては名古屋本校、東京分室の場所の違いによる教育の差はありません。どちらの場所でも修了にかかわる単位は履修でき、年ごとに場所を変更して学ぶことも可能です。また、専門実技においては履修すべき科目の枠外で、世界的に活躍する第一線の現役ピアニストの指導を2年間通じて恒常的に受講できるシステムを導入し、将来のピアニスト育成に力を注いでいます。真の実力を養うために両キャンパスでの教育を満喫してください。

  • 川田 健太郎

    (かわだ けんたろう)
    〈 講師 〉ピアノ

名古屋芸術大学では名古屋本校だけでなく、都内にある東京分室でのカリキュラムを通して修士課程を修得する事が可能です。この画期的な教育システムは多様化した時代の中で今後新たな選択肢となると感じています。通常の実技レッスン(週90分)に加え、第一線で活躍する演奏家である横山幸雄先生、上原彩子先生、田村響先生による多角的な指導は、自己の研究テーマを掘り下げていく上で素晴らしい時間となる事と思います。「名古屋芸術大学大学院 東京分室」という新たな選択肢で私たちと一緒に学びませんか。皆さん をお待ちしています!

  • 今野 尚美

    (こんの なおみ)
    〈 准教授 〉ピアノ

音楽の学びは一生、果てしないものです。大学院ではこれまで培ってきた基礎力を土台に、より深く、より広い視野をもって、自分がどのように音楽と向き合い、どのように表現していくのか共に探究していきましょう。皆さんの個性が大学院でさらに開花して、活躍の場が広がっていきますように!

授業科目概要・募集要項(入試情報)

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