子ども学科の強み

名古屋芸術大学では、芸術的要素を取り入れた芸大ならではのカリキュラムを整え、

さらに6つの系列園や地域の小学校との連携など身近に子どもと触れ合える環境があり、

実践的な活動を通して教育に必要な力を身につけることができます。

芸大にある教育学部

「芸術のチカラ」 × 教育

芸術はほぼ全ての活動において、自主的な姿勢 =「自分がやる・集団で協働してやる」という前向きな姿勢が求められます。教員はテーマを示しサポートをする役割で、学生個人や学生集団がアイデアを練り、没頭しながら自分のペースで制作していきます。現在の教育のキーワード「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」(文科省「令和の日本型学校教育」)は、まさに芸術活動そのものです。「芸術」と「教育」をかけあわせる名古屋芸大教育学部での学びにより、自由でクリエイティブな教育・保育の担い手になりませんか?

クリエイティブな発信基地であるアトリエコモンズは「みせる(展示機能)」「自由につくる(アート活動)」「子どものためにつくる(実習・採用試験対策)」といった3つの要素を兼ね備えており、学生は専門家からの指導を受けることができます。

芸術のプロの先生方の授業が受けられるのも、芸大ならではの魅力。「器楽表現」「声楽表現」では、音楽領域の先生方によるギターやベース、ドラム、ヴォーカルのレッスンを受けられます。子どもと一緒に音楽を楽しむための演奏や発声法のレッスンもあります。

芸術大学における1年次の入門科目として、とにかく自分の好きなアートを自由に鑑賞し、豊かな発想と表現に直にふれる機会が用意されています。芸術学部各領域による展覧会やコンサートはもちろんのこと、大学との提携美術館も無料で鑑賞できます。

続けてきた音楽を、大学で辞めるのはもったいない。教育学部でも年3回、公式コンサートを開催するのは芸大だからこそ。地元の幼稚園や保育園でクリスマスコンサートなど楽器を使ったイベントも開催します。

実習に強い!

実習から生まれる自信と実践力

教育・保育の理論をしっかりと理解する科目とともに、理論を実践・応用するための「実習」も充実させています。大学附属のクリエ幼稚園や滝子幼稚園、地域などでの実習は、1年次からスタート。子どもたちと向き合いながら、実践や体感を通して学びを深めていきます。

4年間で学ぶ、豊富な実習体験

1年次 地域活動(希望者)/2週間
2年次 保育所実習Ⅰ/2週間
教育実習(附属クリエ幼稚園、滝子幼稚園)/1週間
3年次

教育実習(幼稚園)/3週間

保育所実習Ⅱ/2週間

介護等体験/7日間

3年次 または 4年次 教育実習(小学校)/3週間
4年次 施設実習Ⅰ/9日間
施設実習Ⅱ(希望者)/9日間
  • 実施する実習は取得する免許・資格によって異なります。

安心の個別サポート

実習では、事前学習の授業のほかに、個別サポートも手厚く行っています。例えば、実習先に提出する書類を担当教員が丁寧に添削し、実習先への電話のかけ方なども指導します。また、実習先で子どもたちと仲良くなるための、「遊びの引き出し」の用意もサポート。様々な年齢の手遊び集を作成し、学生同士で練習し合えるようにしています。さらに実習経験のある先輩に相談できる「実習交流会」も開催するなど、実習に対する不安を解消する体制を整えています。

主な系列園

  • 名古屋芸術大学附属クリエ幼稚園

    東キャンパスに隣接する附属幼稚園。木のぬくもりあふれる園舎で教育実習なども行います。ときおり園児が大学のキャンパス内で遊んでいる姿も見られます。

  • 滝子幼稚園

    子どもたちの「自立」を促し、自分を好きに なれる子を育てる教育活動を展開しています。
    現在、園舎建替え工事中、令和7年7月に竣工を予定 しています。

  • たきこ幼児園

    滝子幼稚園に隣接する保育園。モンテッソーリ教育やリズム遊びに力を入れています。

  • 愛知保育園

    地域で60年以上の歴史を持つ保育園。2017年から名古屋芸大グループとなり、2020年に園舎をリニューアル。

  • 認定こども園森のくまっこ

    2020年に開園した幼保連携型認定こども園。芸大系列ならではの「感性教育」を重視しています。

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