芸術学部 芸術学科 音楽領域

鍵盤楽器コース(ピアノ・電子オルガン) コース概要

学部・大学院芸術学部 芸術学科 音楽領域

指先からつむぐ、多彩な表現。

鍵盤楽器は個として成立する独奏の他、重奏、伴奏、アンサンブルなど幅広い役割を担う楽器です。ピアノでは、長い歴史の中で受け継がれてきた音楽の表現方法やその時代背景から、幅広い知識と高度な演奏技術を習得します。また電子オルガンでも多彩な楽器を理解し、デジタルサウンド研究の分野にもふれます。それぞれの専門を追求し、専門的な音楽性の発展を目指します。また、お互いの専門教育内容を身近に接することによって音楽観の成長も期待できます。

ポイント

  • 個々の能力、進度、感性、素質に合わせ、どんな演奏形態にも即応できる実践力を養成。
  • バロックから近代・現代にいたる広範なピアノ音楽を追究し、表現力を養います。
  • ハンガリー・リスト音楽院と姉妹校提携を結び、国際化された教育環境を整えています。
  • 電子オルガンの教育を通して、幅広い音楽力とバランスの取れた人間性を養います。
  • 楽器演奏だけではなく、編曲や創作、即興など、総合的な音楽力を伸ばします。
  • コンピュータを使ったDTMやMIDIなどの音楽データの作成、配信などについても学びます。

将来の主な就職分野

  • 演奏家
  • 伴奏者
  • 音楽教室講師
  • 中学校・高等学校音楽教員
  • アレンジャー
  • デモンストレーター

教授メッセージ

ピアノと共にある4年間は、自己の可能性との対決でもある。

演奏を追求し、深めていく過程は、自分自身と対決することであるといえます。ことにピアノという分野は本質的に「独り」に向かい合うものであり、これを追求していくことは、自分自身の意志を、人間としてより高く、より深く生きるものとしての表現であるといえます。人生のうちで何にもまして貴重な4年間を、ピアノという素晴らしく広い表現力のある楽器と共に過ごす学生生活は、きらめき輝いた日々であると同時に、自分の可能性との対決の時でもあるのです。 音楽を生涯の糧とするために、自分にとって何を身につけるべきか真剣に向かい合ってください。日常のカリキュラム、公開講座、学内外での演奏の場はすべて一人ひとりのものです。その中から何をとらえていくかは、それぞれが解決していくもの。そして卒業して振り返った時、自分にとっての「美しき惑いの日々」が限りなく大切な時として、心の中に生涯を通じ脈々と息づいていくことを願っています。


未知の可能性を持った電子楽器と共に成長の道を歩もう。

電子楽器は、本格的な誕生から50年ほどの、まだ“若い”楽器です。テクノロジーの発展と共に急激に進歩し、最近では奏者の感性に応えられる、本当の意味での「楽器」といえる階段に入ったと感じます。その奏者には、演奏力に加えて、幅広い音楽力を必要とする側面があり、結果として、優秀な音楽家を数多く輩出しています。一方で、今後も変化する余地をもった成長過程にあり、まだ固定したイメージを作りにくく、一般に評価が定着していないともいえます。その姿は未知の可能性を秘めた学生である皆さんとオーバーラップして見えます。だからこそ、電子楽器に取り組む皆さんには、柔軟性をもって、貧欲に技術や知識を吸収し、感性を育んでほしいと思います。本コースでは、ソロ演奏以外に共演・伴奏なども積極的に行い、この“若い”電子楽器の様々な価値を共に引き出していけるような、そんな研究の場でありたいと考えています。

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